積水ハウスと博報堂が新たに防犯意識を高めるためのサービスを導入。居住者の行動に応じてALSOKの警備サービスが割引される仕組みが注目されています。
要約すると積水ハウスと博報堂は、警備大手ALSOKと連携し、防犯意識の高い居住者に対してセキュリティーサービスの利用料金を割引する新サービス「駆けつけホームセキュリティ」を発表しました。
このサービスは、スマートホーム技術を活用し、居住者のドアの開錠時間や開閉回数などのデータを収集し、防犯習慣を評価します。
特に、近年増加している「闇バイト」強盗事件を受けて、顧客の行動変容を促すことが目的とされています。
サービスは12月13日から開始され、対象となるのは積水ハウスの戸建て住宅「プラットフォームハウスタッチ」を利用する約4100戸の居住者です。
居住者の防犯習慣に基づいて、通常6160円の月額料金が最も高い評価を受けると5060円に減額される仕組みです。
また、博報堂は蓄積された生活ログをAI解析し、居住者の生活習慣や潜在意識を可視化する取り組みも行っています。
調査によると、多くの人が防犯意識が高いと自認している一方で、実際にはドアの施錠を忘れることが多いというギャップが見られました。
このギャップは、忙しさからくる疲労が影響しているとされ、サービスではその状況に応じた防犯アドバイスも提供されます。
ALSOKの宮島裕常務は、最近の治安の悪化を受けて、安全な生活を実現することの重要性を強調しています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/61e782c32c9aa6665f09580a080d777b700f3be0