ロシアが北朝鮮に100万バレルの石油を供給した疑惑が浮上。国連制裁違反の可能性があり、国際的な安全保障に影響を与える懸念が広がっています。
この情報は、ロシアの極東地域と北朝鮮の港を行き来する船舶の追跡結果に基づいています。
もしこの事実が確認されれば、国連安全保障理事会が定めた北朝鮮への石油供給の年間上限50万バレルを超えることになり、国連制裁に違反することになります。
実際、100万バレルという量は、昨年ロシアが北朝鮮に輸出した石油の10倍に相当します。
韓国の専門家は、この大量供給が北朝鮮にとって非常に重要なものであり、ロシアからの武器供与や兵士派遣の見返りとして無償で入手している可能性があると指摘しています。
さらに、英国のラミー外相は、ロシアと北朝鮮の関係強化が欧州やインド太平洋地域の安全保障に直接的な影響を及ぼすと懸念を示しました。
BBCの調査によれば、2023年3月から11月の間に、北朝鮮のタンカーなど12隻が計43回、ロシアのナホトカ港に入港し、石油を積んで北朝鮮の南浦などの港に戻ったとされています。
このような動きは、国際社会における北朝鮮の軍事力の強化や、ロシアとの関係深化を示唆しており、今後の国際情勢に大きな影響を及ぼす可能性があります。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/fbbbc27e217e86c76619a7785e801e5aeb5cbea7
ロシアの北朝鮮への石油供給疑惑に関するコメントは、国際的な制裁の実効性や国連の機能不全に対する懸念が多く見られました。
多くの人々が、国連制裁が形骸化していると感じ、特にロシアや北朝鮮はそれを無視しているという意見が強調されていました。
国連制裁決議の監視機関が解体されたことで、制裁が事実上無効になったとの見解があり、ロシアへの軍事支援の対価として石油供給が増加する可能性が指摘されていました。
また、国連の常任理事国であるロシアの影響力の強さから、安保理決議の意味が薄れているとの意見もありました。
さらに、北朝鮮の経済状況や国際的な経済圏の変化についても言及され、特にBRICS経済圏が形成されつつあることが注目されました。
北朝鮮が国際的に孤立している一方で、各国がエネルギーを利用する権利があるとの意見もあり、北朝鮮国民の生活向上を願う声もありました。
全体として、国連の力が失われているとの認識が広がり、今後の国際情勢に対する懸念が表明されていました。
ネットコメントを一部抜粋
国連制裁の概念から外れた行為であり、問題は存在しないという視点が必要です。
国連制裁決議監視の専門家パネルがすでに解体されており、決議は事実上、失効。
常任理事国五カ国で拒否権を持つロシアに安保理決議もなにもへったくれもない。
プーチンは既に国連の決議なんてどうでも良いと考えている。
国連の制裁など気にしていないのではないか?