イタリアのタヤーニ外相は、北朝鮮のロシア派兵が紛争拡大の危険をもたらすと懸念し、中国に影響力行使を求めました。G7外相会合を前に、欧米の結束を強化する必要性を訴えています。
彼は、中国に対し、北朝鮮がロシアを支援することをやめさせるように影響力を行使するよう求めています。
この発言は、25日から26日にかけて開催されるG7外相会合を前に行われたもので、タヤーニ外相は、アメリカのトランプ前大統領の復帰がG7の枠組みに影響を与える可能性を指摘しつつも、欧米の結束を強化することに自信を見せました。
会合には、G7メンバー国の外相や韓国の外相が参加し、ロシアと北朝鮮の軍事協力や中東情勢などが議題に上がる予定です。
タヤーニ氏は、ウクライナの和平実現に向けた中国の役割が重要であるとし、北朝鮮の行動が地域や世界の安全保障を脅かすことを抑止するために、中国が持つ影響力の大きさを強調しました。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/fd5c9c5ec273662e53f7fdc5c20b594769eb2bc0
イタリア外相が北朝鮮派兵に懸念を示し、G7での影響力強化を訴えたことに対するネットのコメントは、国際情勢に対する多様な見解が寄せられました。
多くのコメントでは、中国がロシアや北朝鮮を抑制する力を持っていないという意見があり、特に北朝鮮に対しては、中国との距離が広がっているとの指摘がありました。
また、ロシアとの関係についても、歴史的な国境問題が未解決であるため、単純に友好関係とは言えないという意見がありました。
さらに、米国の行動に対する疑問や批判も多く、特にウクライナ問題における米国の関与に対して懸念が示されました。
イタリアの女性首相の存在感が増していることに対する期待や、日本もイタリアのように影響力を強めるべきだという意見もありました。
全体として、国際協力の必要性や各国の立場についての意見が多く、特に北朝鮮やロシアに対するアプローチが重要視されていたことが印象的でした。