2003年式BMWアルピナ「ロードスターV8」がオークションに出品され、極上の状態で走行距離はわずか301km。希望落札価格は35万~45万USドル。
この車両は、BMWのカーデザイナーであるヘンリク・フィスカーがデザインしたBMW「Z8」を基にしており、スプリットグリルやサイドストレーキが特徴的なスタイルを持っています。
生産台数は6000台未満で、全車両がE39型「M5」の4.9リッターV型8気筒エンジンを搭載し、400psのパワーを誇ります。
2002年末に生産を終了したZ8は、その後アルピナ ロードスターV8に置き換わりました。
ロードスターV8では、エンジンが4.8リッターに変更され、381馬力を発生させる仕様となり、トランスミッションは5速ATが採用されています。
今回出品される車両は、555台製造されたロードスターV8のうちの291台目で、2003年4月10日に生産されました。
ボディカラーは鮮やかな赤のヘルロットで、インテリアはブラックのナッパレザーに赤いアクセントが施されています。
UAEの王室の著名人が新車で注文したことでも知られるこの車両は、2004年に初登録され、以降はコレクションの一部として大切に保管されてきました。
最近のメンテナンス履歴では、2022年にオドメーターがわずか301kmを示しており、新車同様のコンディションを保っています。
付属品にはハードトップルーフやオーナーガイド、ツールキット、ボディカバーが含まれています。
希望落札価格は35万USドルから45万USドル(約5425万円から6975万円)となっており、カーコレクターにとって注目の一台です。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/f3d67d984ba3bde0d6ebd30ffd3043ae435457e7
BMWアルピナ「ロードスターV8」のオークション出品に関するコメントは、主にこの車の魅力や価値についての期待感が表れていました。
多くのユーザーが、この極上車のデザインや性能に感心し、オークションでの価格が競り上がることを予想していました。
特に、BMWのブランドに対する愛情や、過去のモデルへの懐かしさを感じるコメントが多く見受けられました。
さらに、BMWがクラシック路線に戻ることを望む意見や、Z3ロードスターの復活を期待する声もあり、ファンの間での熱い思いが伝わってきました。
また、車の本質について「走ることが重要」という意見もあり、車の楽しさや存在意義について考えさせられる内容でした。
全体として、BMWアルピナ「ロードスターV8」に対する高い関心と期待が見られ、オークションに対する盛り上がりが感じられました。