謝れない若者の心理とその背景を探る。SNSでの「謝らない」文化が広がる中、精神科医が警告。
特に、大学生のユウヤさんは「謝る＝負ける＝死ぬ」という考え方を持ち、謝罪を避ける理由として「本当に悪いと思うことをしたことがない」「謝る必要性を感じない」といった信念を挙げています。
精神科医のTomyさんは、このような若者の行動を「未熟」とし、謝罪を避けることが成長を妨げると警告しています。
ユウヤさんは、道端で人とぶつかっても謝らないことが多く、求められれば形式的に謝ることはあるものの、本心では謝罪の意味が理解できないと述べています。
Tomyさんは、謝らない行動には「防衛機制」が働いていると説明します。
防衛機制とは、困難な状況に直面した際に無意識に働く心理的メカニズムで、謝罪が過度なストレスになると、謝ることを避ける傾向があるとされています。
この防衛機制は、精神分析において長い歴史を持つ概念であり、未熟な防衛機制から成熟したものまで様々な形があります。
ユウヤさんの考え方は、子どものような「ピュアさ」を持っているとTomyさんは評価しつつも、謝れないことで物事が解決せず、新たな発見や成長がないまま過ぎてしまうことを懸念しています。
日本社会全体で謝罪の文化が根付いている中、謝れない若者たちの心理を考察することは、今後の人間関係やコミュニケーションのあり方に重要な示唆を与えるかもしれません。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/3231246e2a7e1051b9ed3a6b15550c875de0a834
コメントでは、謝れない若者と謝りすぎの日本人の心理について、様々な視点が示されていました。
まず、言葉はコミュニケーションのツールであり、他者との良好な関係を築くためには、相手の気持ちに寄り添った言動が重要だという意見がありました。
また、謝罪の仕方に関しても、無限の向上心を持つことで謝れるポイントが増えるという見解がありました。
反対に、謝ることが怖いと感じる人も多く、謝ることで責任を負わされるのではないかという懸念が語られました。
さらに、謝罪が自己防衛的な行動として機能する場合や、感情共感型の謝罪が存在することも指摘されていました。
特に、謝りすぎることが精神的な負担を生むこともあるという意見があり、謝罪の文化がどのように形成されているかについても考察がなされました。
また、謝らないことが周囲との関係に影響を与えるケースや、謝罪の意味を理解していない人々の存在についても言及されました。
全体として、謝罪に関する文化的背景や個人の心理が複雑に絡み合っていることが強調され、謝れない若者と謝りすぎの日本人の行動には、それぞれの環境や育ちが影響しているという意見が多く見受けられました。
ネットコメントを一部抜粋
そもそも言葉とは人が他者とコミュニケーションを取りやすくする為のツールですからね。
自分が相手にどういう言動をされたら嬉しいのか？悲しいのか？を基準に考えれば、自然に言動も変わると思います。
感謝の言葉も謝罪も自己満足かもしれないけど、実際相手がいて迷惑かけたり傷つけたりしたらごめんなさいって謝る。
相手に謝らせてマントを取ろうとするのが居るから意地でも謝らないと言うのを聞いたことがある。
謝るべきではないと思うのは、性犯罪や汚職でなぜか上司が謝罪して本人が一切出てこないやつ。