平田憲聖選手は24歳の誕生日を迎え、初の賞金王を狙って日本シリーズJTカップに挑む。プレッシャーを感じながらも楽しみを持って臨む姿勢を見せている。
彼は現在、賞金ランク1位で、初の賞金王を狙っている。
大会は28日から東京都稲城市の東京よみうりCCで開催され、平田は調整のためにイン9ホールを回った。
この日、誕生日について「普通に生活していると、自分が誕生日だということを忘れちゃう」と話しつつ、「良い1週間にしたい」と意気込みを見せた。
今季は7月の長嶋茂雄招待セガサミーカップで初勝利を収め、9月にはフジサンケイ・クラシックとシンハンドンヘ・オープンで2週連続優勝し、さらにパナソニック・オープンも制覇するなど、1カ月で3勝を挙げた。
獲得賞金は約1億1244万円に達し、賞金ランク1位を維持しているが、ランク6位の石川遼選手が逆転の可能性を秘めているため、賞金王争いは熾烈な状況となっている。
プレッシャーを感じつつも、「ここ数週間のトーナメントの中では一番楽しみ」と語り、楽しみながらゴルフをする姿勢を強調した。
日本シリーズには2年連続で出場し、昨年は10位に入賞している。
東京よみうりCCについては「飛ばせば良いというコースではない」とし、グリーンの傾斜が強い難コースだが、自分に向いていると感じている。
10月以降は優勝争いに絡めていないが、前週のカシオワールドオープンで16位に入ったことから、好感触を得ている。
平田は「賞金王にというよりは、この大会で上位に入ること、優勝争いすることがそこにつながる」と意気込んでおり、全てが決まる最終戦にも平常心で挑む意向を示している。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/aa7324b6f5d8e0c9cab82091962c401c6f605278