ウクライナ軍がATACMSを使用し、ロシアのハリノ空軍基地を攻撃。ロシア側で兵士が負傷し、報復の警告も。
要約すると2023年10月25日、ウクライナ軍は米国から供与されたATACMS（陸軍戦術ミサイルシステム）を使用し、ロシアのクルスク州にあるハリノ空軍基地を攻撃しました。
この攻撃は、ウクライナ国境から約96キロ離れた地点で行われ、7発のATACMSミサイルと12発の無人機が動員されました。
ロシアの独立系メディア「アストラ」によると、攻撃の結果、ロシア側で兵士2人が負傷したとのことです。
ウクライナ軍参謀本部は、クルスクの複数の目標が攻撃されたと発表しましたが、その詳細は明かしていません。
一方、ロシア国防省は、クルスク上空で7機の無人機を撃墜したと主張していますが、具体的な場所は公開していません。
ソーシャルメディアには、ATACMSから発射された小型爆弾が空軍基地を襲う様子が捉えられた動画が公開され、爆発音や空襲警報のサイレンも確認されました。
また、軍事情報チャンネル「ミリタリー・インフォマント」は、ATACMSのクラスター・ミサイルがハリノ基地を攻撃したと報じ、少なくとも2基が基地に到達したことを示す情報を提供しています。
さらに、衛星写真の分析によると、基地の深刻な被害は確認されていないものの、ロシアがこの施設を弾薬貯蔵の用途で使用していることは明らかです。
ロシア国防省は、ウクライナ軍によるATACMSでの攻撃に対して報復を警告しており、状況をコントロールしていると述べています。
ATACMSは最大305キロの距離にある標的を攻撃でき、ウクライナに提供されたバージョンは集束弾を使用して広範囲に無差別的な攻撃を行う能力を持っています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/0b8139012be48bf71fd6a42e7eeddab1209f26ce