韓国の与党本部が家宅捜索され、尹大統領夫人の選挙介入疑惑や違法世論調査の問題が浮上。検察が捜査を進め、疑惑の拡大が懸念されている。
要約すると韓国の尹錫悦大統領の妻、金建希氏が2022年の国会議員補欠選挙において与党「国民の力」の公認候補選びに不当介入した疑惑が浮上し、韓国検察は27日に同党本部を家宅捜索した。
この捜査は、政治ブローカーとされるミョン・テギュン氏を中心に進行しており、彼が関与した違法な世論調査や政治資金法違反の疑いが取り沙汰されている。
検察は、金映宣前議員が補選で党公認候補に選ばれた経緯を調査するため、関連資料の確保が必要と判断し、同党に資料提出を求めたが、拒否されたため強制捜査に踏み切った。
金映宣氏の会計責任者であるカン・ヘギョン氏は、今年9月に国会で証言し、ミョン氏が大統領選で尹大統領に有利になるように違法な世論調査を行い、その見返りとして金映宣氏が公認候補に選ばれたと主張した。
さらに、金建希氏が公認候補選出に介入したとの疑惑も提起されている。
最大野党「共に民主党」は、尹大統領が公認候補選びに介入した可能性を示す通話内容を公開し、疑惑を強調した。
これにより、捜査の対象が広がる可能性がある。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/e127b211f121baacdd15031682e53a6907edcccb