JR東日本が久留里線の赤字区間をバスに転換する方針を発表。地域活性化を目指し、利便性向上を図る。
27日に行われた記者会見で、支社長の土沢壇氏は、乗客数の減少に伴い赤字が続いている久留里線の久留里―上総亀山間（9.6キロ）について、「バスなどを中心とした新たな交通体系へのモードチェンジが必要」との見解を示しました。
この提案は、沿線の君津市にも伝えられ、市は今後、県やJR東日本、バス事業者などと協力しながら具体的な交通案を協議する意向を示しています。
土沢支社長は、「鉄道として地域に貢献できていない現状を踏まえ、バスの柔軟性を活かして地域の活性化に貢献したい」と述べ、バスの運行形態についても言及しました。
具体的には、バスは決まった路線を定時で運行し、通院や通学に便利なように停留所や経路を設定する考えです。
この新たな交通体系への移行は、地域住民にとって利便性を向上させることが期待されており、JR東日本は地域のニーズに応える形でのサービス提供を目指しています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/0ab9cb42086d72e868fd625fe76722aed3b6520b
JR東日本が久留里線のバス転換を提案したことに対し、ネット上では様々な意見が寄せられました。
多くのコメントには、廃線になることへの悲しみが表現されていましたが、地域活性化や交通の利便性向上に対する期待も見られました。
特に、バス転換の必要性を訴える声が多く、地域住民や自治体の協力を求める意見がありました。
運転手不足や赤字路線の問題も指摘され、今後の公共交通の維持に対する懸念が強まりました。
バスの運行がどのように行われるのか、またその運営が地域に与える影響についての議論も活発でした。
さらに、東京や千葉への一極集中を緩和するための交通政策の見直しが求められる中、地域交通の維持がますます重要になっていることが浮き彫りになりました。
全体として、交通の未来に対する不安と希望が交錯するコメントが多く見受けられました。
ネットコメントを一部抜粋
廃線になるのは悲しいけど、ここは仕方ないよなあ…という感じ。
ただ廃線にするだけではなく必要に応じてBRTにしては如何だろうか。
運転士一人あたりの輸送力だけで鉄道とバスを比較する人がいるが。
そもそも日本は、東京の一極集中をなんとかしたほうがいい。
JRだって慈善事業を行う企業じゃないんだからやむを得ないとは思います。