ロシアが核弾頭搭載のICBM「サルマト」の実戦配備を進め、ウクライナへの対応を強化中。新型ミサイル「オレシュニク」も発表。
27日、国防省の雑誌を通じて発表されたこの情報によると、最新のサルマトミサイルシステムを戦闘に投入するための作業が続いているとのことです。
この発表は、ロシアがウクライナにおける西側諸国の長距離ミサイルの使用に対抗するために、新型の極超音速中距離弾道ミサイル「オレシュニク」を公開した直後に出てきたものであり、国際的な関心を集めています。
プーチン大統領は、オレシュニクの試験発射を21日に行ったことを明かし、戦闘状況での新型ミサイルの試験を続ける意向を示しています。
カラカエフ司令官は、オレシュニクの「特別な力と効果」を考慮し、このミサイルをICBMを扱う戦略ミサイル軍に配備する計画があることも述べました。
また、彼は「第5世代ヤルスおよびアバンガルドミサイルシステムが戦略ミサイル軍の戦闘活動に投入された」と強調し、現代ミサイル技術の88%以上がすでに戦略ミサイル軍の戦闘構成に組み込まれていると指摘しました。
サルマトは、北大西洋条約機構(NATO)が「サタン2」と呼ぶICBMであり、一度に10から15個の核弾頭を搭載できる能力を持っています。
射程距離は1万8000キロに達し、ニューヨークやワシントンなどの米国本土も攻撃可能な核兵器です。
しかし、ロイター通信によると、サルマトの開発は試験の支障などにより遅れているとの報道もあります。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/32da2849c14c5920984ed9ef470e4067fe997274
ロシアのICBMサルマトの実戦配備に関するコメントは、さまざまな意見が寄せられていました。
その中で、ロシアや中国、北朝鮮などが軍事力を増強する理由について、弱肉強食の世界で生き残るためだという意見がありました。
特に、日本と他国との間に温度差があることが指摘され、日本が戦後の感覚で生き残ることは難しいと考えられていました。
また、核の威力が広島の数十倍になっている現状を踏まえ、核の抑止力を持つことの重要性も強調されていました。
さらに、NATO諸国との対峙に関する懸念や、長距離攻撃が可能なミサイルをウクライナに提供するべきだという提案もありました。
ロシアの配備が実証実験に過ぎないとの意見や、反ロシアの国々も核を配備する必要があるとの指摘も見られ、全体として緊張感が高まっていることが伝わってきました。
最後には、終末的な状況に対する不安の声もあり、状況の深刻さが浮き彫りになっていました。