NTT東日本が集合住宅向けに光配線方式のリクエスト窓口を設置し、入居者からの要望を直接受け付けることにより、通信品質向上と環境負荷低減を目指しています。
この取り組みは、集合住宅の通信品質向上と環境負荷の低減を目的としており、特にVDSLやLAN配線方式から光配線方式への移行を推進しています。
これまで、配線方式の変更は建物のオーナーや管理者を通じて行う必要がありましたが、今回の特設窓口では入居者自身から直接要望を提出できるようになりました。
入居者はウェブサイトのフォームを通じて、希望する物件名や所在地、管理者情報を入力し、光配線方式への変更を求めることができます。
また、フレッツ光のユーザーだけでなく、光コラボレーションモデルを利用している他社のISPのユーザーも対象となります。
光配線方式は、最大10Gbpsの速度を提供できる可能性があり、VDSLやLAN配線方式では最大100Mbpsに制限されるため、速度面でも大きなメリットがあります。
NTT東日本の専門スタッフは、光配線方式への変更が難しい場合でも、建物の構造を調査し、設計や導入支援を行うことで、導入が可能になる場合があります。
オーナーや管理者の許可が得られれば、光スプリッタの設置後にVDSLやLAN配線方式からの移行が無料で行われるため、入居者はより快適なインターネット環境を手に入れることができるでしょう。
この新たな窓口の開設は、集合住宅の入居者にとって利便性を向上させる重要なステップとなります。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/f0ac7f2395b424929150f0ef052d9e7887fb6979
NTT東日本が新たに集合住宅向けの光配線化窓口を設けたことに対し、ネット上では住民からさまざまな反応が寄せられました。
多くのコメントでは、築年数の古いマンションに住む人々が抱える光回線の速度の問題が取り上げられました。
特に、VDSL回線を利用している住民は、契約しても最大100Mしか出ず、夕方や夜の時間帯には速度が著しく低下することに不満を持っていました。
自ら管理組合に導入要望を出しても、関心のない住民からは理解を得られず、改善が難しい状況にあると述べていました。
さらに、10ギガプランの料金が高すぎるとの意見もあり、特にVDSLマンションでは1ギガの選択肢がない中、急に10ギガが提供されても多くの人には受け入れられないという指摘がありました。
料金の差についても、戸建てと集合住宅での価格設定が不公平であるとの声が上がりました。
利益追求のために10ギガプランを導入することは、住民にとっては負担が大きく、ルーターや配線の対応が必要になるため、全体的にコストがかかることを懸念する意見もありました。
結局、画期的だと思われた新設の窓口も、現状の問題を解決するには至っていないという感想が見受けられました。
ネットコメントを一部抜粋
築20年のマンションに住んでます。
VDSLなので光回線契約でも100Mしか出ないし、夕方や夜は速度が結構落ちてイライラ。
10ギガ料金高すぎるんだよそれだと求めてない層が大半だと思う。
利益上げたいんだろう。
一瞬画期的かと思いましたが結局同じんですね。