日本のCtoCサービスで性善説モデルの限界が顕在化。LUUPの交通違反、タイミーの闇バイト問題が浮き彫りに。
LUUPの電動キックボードシェア、タイミーの短期バイトマッチング、メルカリのフリマアプリは、利用者の自由度を高め、利便性を提供することで人気を集めてきたが、同時にトラブルや問題行為も増加している。
LUUPに関しては、利用者の交通ルール違反が社会問題化し、歩道での無謀な運転や信号無視が目立つ。
これは、自由に利用できる一方で、利用者教育が不足していることが一因とされている。
LUUP側も対策を講じているが、消防法に違反する駐輪スペースの設定が問題視されている。
タイミーでは、一部の求人が「闇バイト」として悪用されていることが発覚した。
特に特殊詐欺に関与する求人案件が存在し、利用者同士の信頼に依存した性善説モデルがその背景にある。
求人の事後審査は行われているが、犯罪が発覚した時点では既に被害が拡大している場合が多く、手遅れになることが懸念されている。
メルカリに関しても、同様の問題が指摘されており、「性善説サービス」が抱える根本的な課題が浮き彫りになっている。
今後、これらのサービスがどのように改善を図り、利用者の信頼を取り戻すのかが注目される。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/1dee1ab2121d2e4d6db2acaf91c58e61d608437a
ネットのコメントでは、日本のCtoCサービスにおける性善説の限界について、多くの意見が寄せられていました。
特に、事業が無計画であることや、運営側の怠慢が問題視されていました。
多くのコメントは、悪用される可能性を事前に考慮せずにサービスを開始した結果、トラブルが発生してからようやく対応を始めるという後手に回った姿勢を批判していました。
サービスが便利である一方で、その裏にはリスクが潜んでいることを理解すべきだとの意見もありました。
また、外資系企業に対しては甘く、日本企業にだけ厳しい対応が見受けられることも指摘され、全体的にサービス運営のガバナンスが崩壊しているという意見が多く見られました。
このように、性善説に基づくサービス運営の限界が浮き彫りになり、企業はより慎重にリスクを予見し、対策を講じる必要があるという結論に至ったようです。
ネットコメントを一部抜粋
闇バイトの最大の流入源であるXを無視して、タイミーを批判しても意味がありません。
性善説じゃなくて、悪用される穴を一定まで潰してから始めたかどうかの違いじゃない？
誰もが想定できることを、想定していないから対策すら立てていない。
結局モラル依存で考えれば、それに限らず日本国中全てな話。
この世の中のサービスはほぼ性善説で成り立っているのではないでしょうか。