北朝鮮のキム・ヨンボク副総参謀長が、ロシアに派兵された北朝鮮軍を指揮しているとしてEUの制裁リストに追加されることが報じられた。彼の重要な役割が認識され、ウクライナの報告に基づく制裁案が進められている。
要約すると北朝鮮のキム・ヨンボク朝鮮人民軍総参謀部副総参謀長が、ロシアに派兵された北朝鮮軍を指揮しているとして、欧州連合(EU)の第15次制裁案に名を連ねたことが報じられた。
EUオブザーバーの報道によれば、制裁案の草案には、キム副総参謀長が2024年に北朝鮮の指導者・金正恩国務委員長の公開行事に少なくとも7回同行したことが記されており、これは彼の軍内での重要な役割を示していると指摘されている。
ウクライナは先月、国連安全保障理事会に提出した声明で、キム副総参謀長がロシアに派遣された約500人の北朝鮮軍将校の中に含まれていることを明らかにした。
韓国の国家情報院も、彼のロシア派遣を公式に確認している。
EUは、先月ベルギー・ブリュッセルで開催された韓国政府代表団による北朝鮮軍派兵に関するブリーフィングの内容を基に、キム副総参謀長を制裁案に含めることを決定したとされている。
ウクライナのメディア「キーウインディペンデント」によると、EUの制裁案には少なくとも8カ国の30法人と50人の個人が含まれる見込みであり、今回の制裁リストにはロシア派兵に関与した北朝鮮の官僚も名を連ねることが伝えられている。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/95712588d66674b4b577d4241b44846f56a25cfd