39歳の星大二郎選手がボクシング全日本選手権で涙の準優勝。後輩たちに勇気を与える姿が印象的で、来年の40歳に向けてトレーニングを続ける意欲を見せました。
要約すると2024年12月1日に東京・ひがしんアリーナで行われたボクシング全日本選手権の最終日、39歳の星大二郎選手(和歌山県庁)は、男子ライトミドル級の決勝で22年の大会覇者である田中廉人選手(自衛隊)に0-5の判定負けを喫し、17年ぶりの優勝を逃しました。
この試合の後、星選手は涙を流しながらも、試合を振り返り「楽しかった。
ここまで来たら上出来」とすがすがしい表情を見せました。
彼は、アマチュアボクシングを続けたいと希望する後輩たちが増えていることに喜びを感じ、自身の活動に意義を見出したようです。
星選手は、05年から全日本選手権で3連覇を達成し、東農大在学中には北京五輪の代表候補にも選ばれた経歴を持ちます。
村田諒太選手や清水聡選手と同世代であり、彼らのプロでの活躍を羨ましく思うこともあったと語りましたが、自身のアマチュアボクシングへの愛情を強調しました。
39歳になった今でも、週3回のトレーニングを続け、昨年競技に復帰した星選手。
連戦の影響で全身筋肉痛を抱えながらも、後輩たちに勇姿を見せられたことに満足感を覚えました。
この日は、同世代の清水選手やプロボクシング帝拳ジムのトレーナーである粟生隆寛選手が応援に駆けつけ、星選手の頑張りを支えました。
また、元4階級制覇王者の井岡一翔選手にも来場を呼びかけたものの、年末の世界戦が控えているため実現しませんでした。
星選手は来年の10月で40歳となり、参加資格が得られる最終年を迎えます。
「来年は有終の美を飾れるようにトレーニングを続けたい」と意気込みを語り、最後は「泣いたのはなしでお願いします」と笑顔で締めくくりました。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/f612d30aff22ee7ac93444c02ecb32b9ef0587a2