ロシアが北朝鮮軍を来年の戦勝節に招待し、金正恩氏が多国間外交に登場する可能性が浮上。朝ロ関係の深化が懸念される。
要約するとロシアのアンドレイ・ベロウソフ国防相が先月29日に北朝鮮の金正恩国務委員長と会談し、来年5月にモスクワで行われる第2次世界大戦戦勝節の行事に北朝鮮軍部隊を招待することを要請した。
これは、ロシアと北朝鮮の軍事的な結びつきを強化する一環とされ、金正恩氏が多国間外交の舞台にデビューする可能性も示唆されている。
ロシア側は、戦勝節の80周年を祝うために北朝鮮軍の派遣を期待しており、金委員長は北朝鮮の軍隊を率いて参加することが考えられる。
慶南大学の専門家は、朝ロ関係が米国に対して強固になったことを示す重要なメッセージであると指摘し、金正恩氏の訪ロが流動的であるものの、北朝鮮の軍隊がモスクワの赤い広場に並ぶ姿は韓国にとって脅威となる可能性があると述べた。
また、会談では北朝鮮軍の追加派兵や兵器・軍需生産、連合演習、経済的な支援についても議論されたとされ、両国関係のさらなる強化が期待されている。
金正恩氏はロシアの政策を支持する意向を示し、両国の軍事的な協力が今後も続くことを強調した。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/4e305ae29dd1131d2c8c2c64820762b7073e4b38