イーロン・マスク氏がOpenAIを提訴。営利企業への転換を差し止めるよう求め、反競争的行為を指摘。訴訟は4回目で、OpenAI側は根拠がないと反論。
訴訟はカリフォルニア州北部地区連邦地裁に提出され、マスク氏はOpenAIが営利企業に転換することを差し止めるよう求めています。
訴状では、被告が反競争的な慣行を行い、マスク氏の慈善寄付の条件に違反していると主張されています。
具体的には、xAIの競合他社に投資しない契約の締結や、MicrosoftとOpenAIの取締役兼任による情報の不正入手を禁じること、OpenAIの営利企業への転換を促進する行為の禁止、アルトマン氏の自己取引行為の停止を求めています。
OpenAIは元々AIの安全な開発を目的とした非営利団体として設立されましたが、その後営利目的の企業へと変貌し、市場を支配する存在となったとされています。
原告は、OpenAIとMicrosoftが共謀して投資家に競合他社への投資を控えるよう指示し、反競争的なグループボイコットを行ったと主張しています。
もし被告の行為が続く場合、原告や消費者、投資家、生成AI市場全体が「回復不能な損害」を被る可能性があると警告しています。
また、OpenAIの急速な資金消費やアルトマン氏のサイドビジネスへの浪費が、これらの損害をさらに増幅させると指摘されています。
マスク氏は、最終判決が下されるまで被告の行為を一時的に停止する仮差し止め命令を求めています。
なお、マスク氏がOpenAIに対して提訴するのはこれで4回目となり、OpenAIの広報担当者は「根拠のない同じ苦情を繰り返している」とコメントしています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/9424a15dc9a9ec151b69b088a311184eb9ca4acb
イーロン・マスク氏がOpenAIを再提訴したニュースに対して、ネット上では多くのコメントが寄せられました。
コメントの中には、マスク氏が自社のAI技術の改善にもっと注力すべきだという意見がありました。
また、資金が不足しているのであれば、自身の財産を投入すれば良いのではないかという指摘もありました。
さらに、マスク氏のロケット事業に対しても、地球の資源を無駄に使っているとの批判がありました。
これらのコメントからは、マスク氏の行動が多くの人々に迷惑をかけているとの認識が見受けられました。
加えて、前回の提訴を取り下げた理由が不明であったことから、今回も同様の行動が続くのではないかとの懸念も示されていました。
OpenAIが市場を単独で支配することは難しいとの意見もあり、競争の必要性が強調されました。
最終的に、マスク氏に権力を持たせることが競争を阻害するのではないかとの警戒感も広がっていました。
これらのコメントは、マスク氏の行動に対する疑問や懸念が多くの人々の間で共有されていることを示しています。
ネットコメントを一部抜粋
自分ところの使えないAIを何とかしろよ。
前回の提訴取り下げも裁判所で検討される前日で理由も明かされなかった。
今時OpenAI単体で市場を支配しているってのが無理筋だと思うんよ。
こいつに権力を持たせたらダメだ。
SBGの株価が心配。