DMMビットコインが廃業を発表。482億円の不正流出を受け、口座と資産はSBI VCトレードに移管予定。
この決定は、5月に発生した482億円相当の暗号資産の不正流出に起因しています。
具体的には、顧客の口座と預かり資産がSBI VCトレードに移管されることが合意されました。
5月末に発覚した不正流出事件では、4502.9BTCが盗まれ、DMMビットコインは顧客の資産保護のために、6月に550億円分のビットコインを調達しました。
しかし、9月に関東財務局から業務改善命令が出され、情報セキュリティ管理の不備やシステムリスク管理の問題が指摘されました。
特に、暗号資産の秘密鍵を一括管理していたことが問題視され、金融庁のガイドラインに違反していることが認識されていました。
このような不適切な管理体制のもとで、流出事件が発生したため、関東財務局は具体的な事実関係の分析や業務運営の確保を命令しました。
DMMビットコインは、不正流出の調査を続ける一方で、サービスの制限を行っています。
長期的なサービス停止がユーザーに不便をもたらすと判断し、口座と預かり資産を他社に移管することを決定しました。
移管は2025年3月を目途に行われる予定ですが、レバレッジ取引の未決済ポジションは移管対象外となり、移管日前に全て決済する必要があります。
両社は、移管に関する契約締結に向けた協議を進めており、詳細が決まり次第公表する方針です。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/98d8d02ca8b770fce0c06663fb22a2dc61f2b6ba
コメントでは、DMMビットコインの廃業や482億円の流出に対する懸念が多く寄せられました。
再発防止策として、グループ全体の点検が必要だという意見がありました。
一部のコメントでは、ビットコインの流出問題が他の事業部門、特に救急車部門にも影響を及ぼす可能性があると指摘されました。
また、DMMがアダルトコンテンツ以外にも多くの事業を展開していることについて、手を広げすぎた結果こうした問題が生じたのではないかという見解もありました。
歴史的視点から暗号資産を江戸時代の藩札に例える意見もあり、価値の不安定さに対する懸念が表明されました。
さらに、ハッカーが狙うリスクについても触れられ、日本企業がサイバー攻撃の標的になっている現状に警鐘を鳴らすコメントもありました。
最後に、DMMグループ全体への厳しい意見も見受けられ、企業の信頼性や管理体制の重要性が強調されていました。
ネットコメントを一部抜粋
再発防止策として、この際グループ傘下全部門を総点検した方が良い。
アダルトコンテンツの会社ってイメージだったけど最近は手広く色々やってましたね。
歴史好きな私は、こういう暗号資産のようなものは、江戸時代の藩札みたいなものだと思っている。
500億円の利益が上がると思えば、ハッカーも相当な組織・投資で本気で来るでしょうね。
グループ全体でつぶれてください。
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