北朝鮮が金剛山の韓国側施設を撤去、韓国政府は責任を問う姿勢を明言。ロシアとの関係強化も注目される。
要約すると韓国統一部の具炳杉報道官は、北朝鮮が金剛山観光地区にある韓国側の施設、特にゴルフ場のクラブハウスを撤去したことを発表しました。
撤去が行われたのは、金正恩国務委員長が2019年の米朝首脳会談の失敗後に指示したもので、2022年から本格的に作業が進められています。
現在、撤去されていないのは南北離散家族の再会行事で使用される一部の面会所のみで、韓国政府はこの行為を財産権の侵害とみなし、北朝鮮に対して責任を問う姿勢を強調しました。
さらに、具報道官はロシアのベロウソフ国防相が最近北朝鮮を訪問したことに触れ、金正恩氏がロシアとの関係を強調するために手厚くもてなしたと指摘しました。
また、ロシアが来年5月にモスクワで開催される対ドイツ戦勝80周年記念の軍事パレードに北朝鮮軍を招待した件についても言及し、過去に北朝鮮がこのような行事に軍を派遣した事例はないと述べました。
このように、北朝鮮とロシアの関係が深まる中、韓国政府は北朝鮮の行動に対して厳しい姿勢を崩さない考えを示しています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/0303417c64ebdcd0f81a7edd68d1aa16f0d659dc