熊本県立大津高校サッカー部で、元部員が上級生2人に440万円の損害賠償を求め提訴。全裸で土下座を強要されたとされ、上級生は強要罪で起訴中。
この事件は2022年1月に、遠征先の宿泊施設で起こり、上級生から全裸で土下座をするよう強要されたというものである。
訴状によると、当時高校1年生だった被害者は、上級生から「俺のあだ名を言っているようだが?」と問い詰められ、否定したことから謝罪を要求された。
さらに、別の上級生が彼に裸になるよう強要し、その様子を他の部員にスマートフォンで撮影させる指示を出したという。
被害者は「精神的に不安定となり、転校を余儀なくされた」と主張し、損害賠償を求めて提訴した。
裁判は熊本地裁で行われ、初弁論は12月4日に予定されている。
上級生2人は強要罪で起訴されており、11月1日の初公判では「全裸で土下座をするよう強要していない」と無罪を主張している。
また、熊本県教育委員会はこの問題を『重大事態』と認定し、2024年1月には第三者委員会を設置し、調査を継続している。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/baaa0f1e6538c28bf77720c2543a1af0db75fa76
熊本大津高校サッカー部の全裸土下座事件に関するネットのコメントは、事件の深刻さを訴えるものが多く、特に被害者の立場を重視する意見が目立ちました。
多くのコメントでは、加害者個人を訴えることが重要であり、学校側が加害者を擁護する姿勢に対する批判が寄せられていました。
また、加害者の親が損害賠償を支払うことに対する意見もあり、金銭的な解決だけでは不十分だとの声がありました。
さらに、上下関係を利用した横暴行為が問題視され、学校教育のあり方についても見直しが求められました。
特に、被害者の救済を最優先にするべきだとの意見が強調され、法的な対策の必要性が指摘されました。
スポーツの華やかな側面だけでなく、負の側面も報道されるべきだとの意見もあり、スポーツ界全体の健全性が問われる状況となっていました。
加えて、加害者の処罰や賠償金の額についても多くの意見が集まり、社会全体での問題意識が高まっていることが感じられました。
今後、こうした事件が再発しないための制度や教育の改善が求められているとの強い願いが表れていました。
ネットコメントを一部抜粋
何でも学校のせいにするのではなく、加害者個人を訴えるのはいい傾向だと思います。
本来なら上下関係は礼儀を学べる場所でもあるから一概悪いとはいえないけど、たまに上級生という立場を利用してこのような横暴に出る人は少なからずいる。
マスコミは学校スポーツの華やかな良い面ばかりを報道することが多いけど、このようないじめなど負の部分はいくらでもあり、ほとんどは表に出てない。
転校までさせられて、一生、家族にも傷や苦痛を与えた事実には、数億レベルの裁判でも良いと思います。
そろそろ先輩・後輩というシステムはやめた方がいい。