コメ価格が急上昇し、新米が5キロ4000円を超える中、消費者は外国米にシフト。農水省の対応に疑問の声が上がっている。
特に、新米の価格が5キロで4000円を超えることが多く、昨年の同時期の価格と比較すると約1.5倍にまで上昇しています。
農林水産省はこの価格上昇の原因を生産コストの上昇と説明していますが、消費者からは「主食が高級食材になってしまった」との声が上がっています。
特に、若い世代だけでなく、意外にも中高年層でもコメ離れが進んでいるとの調査結果もあり、消費者の購買行動に影響を与えています。
今年8月には「令和の米騒動」としてコメが店頭から消える事態が発生しましたが、農水省は新米の出回りによって価格が下がると説明していました。
しかし、実際には価格は高止まりしたままで、消費者は苦渋の選択を強いられています。
専門家は、政府が実質的に続けている減反政策が高価格の一因であると指摘しており、これが消費者物価指数にも影響を及ぼしています。
最近発表された消費者物価指数では、米類が過去最大の58.9%の上昇を示し、家庭の財布を直撃しています。
農水省はこの問題に対し、他人事のような対応を続けており、消費者の不満は高まる一方です。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/b367b23dbeff447e1ea271d68c5ab604aedd0cf0
新米価格の高騰が消費者に影響を与え、多くのコメントが寄せられました。
特に、5キロ4000円という価格に驚く声があり、消費者が外国米にシフトするのは当然だと感じた人が多かったです。
日本のコメは気候に適した作物であり、国が管理するべきだという意見もありましたが、農家の収入が上がらない現実も指摘されました。
農家はコストが上昇している中で、適正な価格での販売を求める声があり、流通業者が便乗値上げをしているという見解も見受けられました。
さらに、米の価格が昭和から平成、令和にかけて安かったことが異常であり、今の価格が妥当だとする意見もありました。
消費者は主食として何かを食べなければならず、代替品であるパスタなどが安価で手に入ることから、米からのシフトが進んでいるという現実が浮き彫りになりました。
国産米の価格が上昇する中で、農家の収入が改善されることが期待される一方で、流通の中間業者が利益を得ている現状に疑問を持つ声も多く、農水省の対応に対する不満も表明されていました。
今後、食料自給率の低下が懸念される中で、国産米の重要性を再認識し、政府の介入が求められるという意見もありました。
ネットコメントを一部抜粋
コメ農家ですが、さすがに5キロ4000円は高いと思います。
米だけでなく農業全体が、高品質・ブランド化・高付加価値化に向かっています。
賃金が5%程度しか上がらないのに、いきなり2倍近い価格をつけたら、そりゃ皆代わりのものを探し始めます。
カリフォルニア米でもいいかと思うここ最近。
米価高騰の直接の原因は、JAが農家に提示する買い取り価格が、前年比4割高であった事だと思う。