韓国軍は、段ボール製ドローンを来年初めに100機導入し、偵察や自爆用途に活用する計画を発表しました。コストパフォーマンスに優れ、ステルス性能を持つこのドローンは、韓国の防衛力を強化する重要な要素となります。
国防部によると、今年末までに導入契約を完了し、来年初めには100機を納品し、ドローン作戦司令部に配備する予定です。
このドローンは、レーダーにほとんど捕捉されない特性を持ち、偵察用としての運用を開始し、将来的には自爆用途への導入も検討されています。
段ボール製ドローンは製作費用が安価で、迎撃が容易ではないことから、性能に対するコストの優位性が評価されています。
また、特殊処理なしでステルス性能を発揮することができるため、実戦でも有効とされています。
この技術は、ウクライナがロシアの侵攻を受けた際に積極的に活用され、その経済的な効果が証明されています。
さらに、先月の北朝鮮の武装装備展示会では、段ボール製ドローンと推定される機体が展示され、低コストでの大量攻撃の可能性が示唆されました。
これに対抗する形で、韓国軍も同様の戦力強化を進めることになりました。
段ボール製ドローンの導入は、韓国軍のドローン戦力を大幅に強化する一環と位置付けられています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/43eae3eec3888861d3cf84564c3df7f806d04a12
韓国軍が段ボール製ドローンを導入したというニュースに対して、ネット上では多様な意見が寄せられました。
多くのコメントでは、ドローン技術の導入が韓国にとって北朝鮮に対する戦力強化につながる可能性が示されており、特に監視能力の向上が期待されていました。
例えば、1000機の自律型観測ドローンを使用することで、北朝鮮の攻撃手段を即座に無力化できるとの意見もありました。
また、韓国の整備技術を考慮すると、安価なドローンを使い捨てとして運用することが安心感をもたらすかもしれないという見解もありました。
しかし、その一方で、段ボール製ドローンの安全性に対する懸念も多く寄せられており、回路のショートによる火災や、飛行の不安定さについての指摘がありました。
さらに、段ボール製という特性から、夏休みの工作としての印象を持つ人もおり、ユーモラスなコメントも見受けられました。
全体として、韓国軍の新たな取り組みについては期待と懸念が交錯していたようです。