宮城県の4病院再編構想が方針転換。精神医療センターを名取市に移転することが決定し、議論の成果を強調。
村井嘉浩知事は、県立精神医療センターを富谷市から名取市に移転することを発表した。
この構想は、2020年8月から始まり、仙台市太白区の仙台赤十字病院と名取市の県立がんセンターを統合し、名取市に移転する計画が立てられていた。
しかし、協議は進まず、2021年9月には老朽化した精神医療センターを加えた4病院の再編構想へと発展した。
県は、精神疾患と身体疾患を併せ持つ患者への対応力向上を目的に、精神医療センターと東北労災病院の併設を提案したが、精神医療の患者や有識者からは移転に対する反対の声が多く上がった。
特に、長年築いてきた精神医療のネットワークが壊れることへの懸念が強調された。
これを受けて、県は2023年8月に代替案を提示し、富谷市への移転は維持しつつ名取市に民間の精神科病院を誘致する方針を示した。
その後、方針が再び変更され、名取市に精神医療センターの分院を設置する案が浮上したが、実現には多くの課題が残された。
最終的に、2024年11月の審議会で名取市内での建て替えが全会一致で決議され、村井知事は県議会でこの方針を表明した。
3年以上にわたる議論の末の決定であり、「断念ではなく、議論の成果」と知事は強調している。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/a076f65225bb4c21d87ae183ce040ccbfcaaf487
宮城県の精神医療センター移転に関するコメントは、主に知事の方針やその決定プロセスに対する疑問や批判が多く寄せられていました。
特に、4病院の再編構想が始まった背景や、関係自治体との議論がどれほど進んだのかについての疑問が強調されていました。
知事の過去のプロジェクトに対しても、特に仙台空港鉄道や県立美術館の事例を挙げて、無駄な出費があったことが指摘されていました。
また、知事が一方的に物事を進める傾向に対して、県民の意見を無視しているとの批判も多く見受けられました。
精神医療センターの患者たちが知事に対して抵抗の声を上げたことや、知事の辞任を求める意見もあり、県民の心情が反映されていることが伺えました。
全体として、知事のリーダーシップや政策の進め方に対する不安や不満が強く表れていたといえるでしょう。
ネットコメントを一部抜粋
4病院再編構想に、精神医療センターを対象にした事が全ての始まりであり、
知事としての責任は大きいが、今は最後までやり抜く事が知事としての責任でしかない。
精神医療は請け負いたくないのが本音でしょう。
『私たちのことを私たち抜きに決めないで！』
村井知事こそ精神医療が必要ですね。