日本プロボクシング協会が袴田巌支援委員会をWBCから表彰。袴田さんの無罪判決が評価され、支援活動が長年続いている。
要約すると日本プロボクシング協会（JPBA）は、袴田巌支援委員会がプロボクシングの主要団体であるWBC（世界ボクシング評議会）の年次総会で表彰を受けることを発表しました。
この表彰は、1966年に静岡・清水市で起きた一家4人殺害事件に関する再審で、袴田巌さん（88）が9月26日に無罪判決を受けたことに関連しています。
袴田さんの支援活動を長年続けてきたことが評価され、9月9日の表彰式には新田渉世委員長と真部豊副委員長が出席します。
WBCは2014年に袴田さんが釈放された際に「名誉チャンピオンベルト」を授与しており、以来、袴田さんへの支援を続けています。
支援委員会は2006年に設立され、元世界王者の輪島功一氏を委員長として再審支援活動を行い、その後、JPBA内で新田氏を委員長とする委員会が設立されました。
この委員会は、後楽園ホールで早期再審開始を訴えたり、袴田さんが試合観戦できるよう「袴田シート」を設置したりしてきました。
袴田さんは先月29日に、姉のひで子さん（91）と共に後楽園ホールに訪れ、19年ぶりにプロボクシングの試合を生で観戦しました。
また、WBC総会には現WBC世界バンタム級王者の中谷潤人も招待され、現地に赴く予定です。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/d157f5914a8dbb1798f69c1e46380f0e0e6bd632