兵庫県議会の自主解散提案が見送られ、維新県議団は条例整備に向けた取り組みを進める方針を示しました。
自主解散の実現可能性が低いと判断したためで、他の会派との合意形成も難しい状況であることが背景にあります。
維新県議団はこの日、県庁内で総会を開き、吉村氏からの提案について協議を行い、その結果として自主解散の提案を行わない方針を固めました。
代わりに、吉村氏が自主解散を求めない場合に向けて、パワハラや公益通報制度、県職員の政治活動参加制限に関する条例整備を進めることが確認されました。
総会後、門隆志幹事長は「現状では、私たちが手を挙げても『パフォーマンスだ』と一蹴される可能性が高い」と述べ、自主解散を提案するには合意形成が必要だが、その可能性は低いと強調しました。
また、岸口実団長は条例整備に向けた具体的な取り組みについて、2月の議会を目指す意向を示し、知事側にも働きかけを行うと述べました。
この一連の動きは、兵庫県知事選を巡る政治的な背景とも関連しており、斎藤氏が県議会から不信任決議を受けた後に出直し選挙で再選を果たしたことを受け、吉村氏が議会の責任を問う形で自主解散を提案したものです。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/03613910fe14fe4d8ca8521f0bb92f818cec5103
兵庫県議会が自主解散提案を見送ったことに関するコメントは、吉村氏や議会の姿勢に対する批判が目立ちました。
多くの人が、吉村氏が最初に斎藤知事に対して強い態度を取ったにもかかわらず、状況が変わると手のひらを返したことに対して疑問を呈していました。
特に、吉村氏が「出直し選挙」で斎藤氏が再選された後にリスペクトを示したことが、彼の一貫性のなさを浮き彫りにし、信頼を損なったとの意見がありました。
さらに、議員たちが解散を決断しない理由として、保身や選挙の恐れが挙げられ、県民の信任を無視する行動が批判されていました。
選挙費用の無駄遣いや、議会の責任を問う声もあり、議員たちは選挙結果に対して責任を持つべきだとの意見が多く見られました。
全体として、議会の自主解散が見送られたことに対する失望感と、今後の政治への不安が表明されていました。
ネットコメントを一部抜粋
吉村さんの自主解散云々がそもそも筋違いの話だ。
吉村氏は当初斎藤知事をかばうようなスタンスだった。
当然議員は総辞職すべき。
斎藤知事が再選された事で、県議会が出した不信任決議を取り下げる必要は無い。
吉村さん代表に就任したが早速ブレまくっていますね。