三井住友海上が宇宙産業に特化した「宇宙開発チーム」を設立し、月保険など新たな保険商品を提供。スタートアップから大企業までの参入を支援し、宇宙産業の成長を目指す。
要約すると三井住友海上火災保険が新たに宇宙産業に特化した「宇宙開発チーム」を設立し、宇宙保険の提供を強化している。
1975年の「きく1号」打ち上げ以来、同社は宇宙保険の先駆者として活動してきたが、2023年には宇宙産業を専門に扱う部門を設置し、2024年度からは本社組織に昇格する。
チームは約10名の専門家で構成され、宇宙関連の事業や商品の企画・開発を行い、国内外の企業との連携を強化している。
特に注目されるのは、世界初の「月保険」と「宇宙旅行保険」であり、これにより新たな市場を開拓する意向が示されている。
月保険は、2023年にispaceの月探査ミッションが失敗した際に保険金を支払った実績がある。
三井住友海上は、宇宙産業を支えるために、保険だけでなく、ファイナンススキームの構築やリスクマネジメントサービスの提供も進めている。
これにより、スタートアップから大企業まで、宇宙産業への参入を後押しし、国内の宇宙産業の成長を促進する狙いがある。
また、衛星データを活用した新サービスの開発も視野に入れ、社会課題の解決にも寄与することを目指している。
土屋氏は、宇宙事業の推進を通じて、保険業界全体の新たな一歩を切り開くことを期待している。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/fcb247519dff8d405d2e22ae07ed8bd5b17e7e2e