加古川女児刺殺事件の容疑者が、事件前に複数のナイフを購入していたことが判明。連続襲撃計画の可能性も示唆されています。
要約すると兵庫県加古川市で発生した女児刺殺事件に関し、容疑者の勝田州彦(45)が事件前に複数のナイフを購入していたことが明らかになりました。
勝田容疑者は、任意聴取において「同じようなナイフを複数本購入し、犯行に使用した」と供述しており、警察は彼が連続襲撃を計画していた可能性があると見ています。
事件の詳細によれば、勝田容疑者は過去にも女児に対する凶悪な犯罪を犯しており、最近では岡山県津山市の女児殺害事件で服役中でした。
彼はたつの市での女児殺人未遂事件に関連して逮捕され、その後加古川市の事件でも再逮捕されています。
捜査関係者によると、両事件で使用された刃物は同種のものである可能性が高く、勝田容疑者が複数のナイフを用意していたことが示唆されています。
さらに、凶器は現在見つかっておらず、県警は勝田容疑者が犯行後にそれらを遺棄したと考えています。
勝田容疑者は逮捕後、黙秘を続けていますが、過去の事件に関しては任意聴取で関与を認めており、加古川市の事件については「好みの女児を探し、クラフトナイフで刺した」と供述しています。
また、神戸地検は彼の刑事責任能力を調査するため、鑑定留置を請求する方針を固めました。
これは、裁判での刑事責任能力が争点となる可能性があるためで、事件当時の精神状態を詳しく調べる必要があると判断したためです。
勝田容疑者の供述の信用性を担保するために、鑑定留置が重要視されています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/bef5b953321ef0026999336c51db3f9d5a79cfbe