メルカリの調査で、日本の「持ちモノ資産」は216兆円、1人あたり182万円。若年層は不要品の保有率が低く、捨てる傾向が高齢層と比べて少ないことが明らかに。
この調査は2024年10月11日から10月15日にかけて行われ、10歳代から60歳代の男女2400人を対象にした。
調査結果からは、最も多くの「持ちモノ資産」を占めるカテゴリが「服飾雑貨」であり、全体の33.6%を占めている。
次いで「趣味(ホビー・レジャー)」が27.5%、そして「家具・家電・雑貨」が19.6%を占めている。
さらに、1世帯あたりの平均「持ちモノ資産」は約356万円で、単身世帯は約179.7万円、20歳代・30歳代の夫婦2人世帯は約251.6万円、夫婦と子どもを含む3人世帯は約393.6万円、50歳代・60歳代の夫婦2人世帯は約454.7万円となっている。
また、年代別に見ると、60歳代が平均約528.2個の「持ちモノ資産」を保有している一方で、10歳代から20歳代は平均239.2個と少なく、若年層は高齢層に比べて不要品の保有率が低いことが明らかになった。
具体的には、60歳代の不要品の割合は20.7%であるのに対し、10歳代から20歳代は10.3%と低く、若年層は「捨てない」傾向が強いことが示唆されている。
調査では、最近3年間でファッションアイテムを整理した経験についても触れられ、60歳代では78.3%が「捨てた」と回答したのに対し、10歳代から20歳代は53.6%にとどまり、世代間で24.7ポイントの差が生じていることが分かった。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/cef96aa03fdd966c05b6681811ab9f6095989e15