Netflixが日本国内メンバー数1000万世帯を突破。地上波ドラマと同じ影響力を持ち、社会現象を引き起こす可能性も。坂本和隆氏が成長の道のりを振り返る。
これは日本の総世帯数約5000万世帯のうち、5世帯に1世帯がNetflixに加入していることを意味し、大きなインパクトを与えています。
Netflixは「地面師たち」などのヒット作を通じて、日本の地上波ドラマと同様の影響力を持つようになりつつあります。
実際、ドラマ「地面師たち」のキャラクターが発した「もうええでしょう」というセリフは、今年の流行語大賞にノミネートされるなど、社会現象を起こす可能性も秘めています。
Netflixの日本市場への進出は2015年に始まりましたが、初期の3年間は非常に厳しい状況でした。
コンテンツ数を増やすために作品を購入しつつ、Netflixオリジナルの日本作品制作にも取り組みましたが、当初は期待通りの成果が得られませんでした。
坂本和隆氏は、日本の作品が世界に広がらない理由や、アメリカからの信頼度が低かったことを振り返り、期待値を高めるための努力が必要だったと述べています。
Netflixが日本市場でここまで成長した背景には、コンテンツの質や多様性の向上があり、今後も日本独自の作品が世界に発信されることが期待されています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/63929488cd18da8946afc75de33528d572e5822a
Netflixの日本メンバー数が1000万を超えたことに関するネットのコメントは、同サービスの成長と日本のコンテンツ市場に与えた影響について多くの意見が寄せられました。
初期のNetflixは海外ドラマがメインで、日本の作品はほとんどなかったものの、最近では日本オリジナル作品が増えたことが評価されていました。
また、他のサブスクリプションサービスが乱立する中で、日本の視聴者がNetflixを選ぶ理由として、質の高いコンテンツや巧妙なマーケティング戦略が挙げられていました。
特に、SNSを活用したバズマーケティングが効果的であったとの意見もありました。
さらに、Netflixのオリジナルコンテンツは、地上波ドラマに比べてクオリティが高く、視聴者にとって魅力的であるとされていました。
一方で、地上波のドラマ制作が安易なキャスティングや低予算に依存しているため、視聴者の支持を失っているとの批判もありました。
全体として、Netflixの成功は日本の映像業界に大きな影響を与え、今後の地上波のあり方にも変化をもたらす可能性があるとの見解が示されていました。
ネットコメントを一部抜粋
割と初期からネトフリ加入していますが、当時は海外ドラマがメインコンテンツで、今みたいに日本の作品は多くなかったし、日本オリジナル作品はありませんでした。
日本側の力は分散して、どこも一長一短で物足りず、結果として日本人は自国のサブスクよりもNetflixなどの海外勢を選びました。
ネトフリは新作が話題になるが、毎回あるわけではない。
最近はTBSで過去に放送された人気ドラマが配信されているので、それを見るのも面白い。
配信作品の中でも、Netflixオリジナルはクオリティーが段違い。
本気で素晴らしい作品を作ろうとしているのが伝わってくる。
自分たちでコンテンツを制作して自分たちで配信する、これからはこういう時代なんですね。