VWと上海汽車が合弁契約を2040年まで延長し、電動化を強化。2030年までに新型車18車種を投入予定。
要約すると独フォルクスワーゲン（VW）グループと中国の自動車大手、上海汽車（SAIC Motor）は11月27日、両社の合弁契約を2040年まで延長することを発表しました。
この合弁企業「上汽大衆（SAIC Volkswagen）」は1985年に設立され、中国初の外資との合弁自動車メーカーとして、中国市場の成長を牽引してきました。
現在、自動車業界は電動化やスマート化の流れが進んでおり、上汽大衆はVWと上海汽車の強みを融合させることで、中国市場のニーズに応じた製品開発を加速する方針を示しています。
具体的には、2030年までに新型車18車種を投入する計画で、そのうち15車種は中国市場専用に開発される予定です。
業界アナリストは、この契約延長がVWと上海汽車の長期にわたる信頼関係を示すものであると分析しています。
しかし、中国の自動車市場は関連政策や消費者の需要が常に変化しており、地元企業の台頭による競争圧力が高まっています。
そのため、上汽大衆が競争力を維持するためには、研究開発、マーケティング戦略、サプライチェーンの調整が不可欠であると考えられています。
今後、両社がどのように協力し、変化する市場に対応していくのかが注目されます。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/c7208825ff8166e4a825b3fc8147dccb53ff5e2e