北朝鮮の作業員転落事故と人権問題

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北朝鮮の送電塔撤去作業中に作業員が転落する事故が発生。命綱なしの作業が人権問題を浮き彫りにしている。

要約すると北朝鮮での送電塔撤去作業中に、作業員が命綱なしで作業を行い、転落する事故が発生した。

この事故は、韓国軍の監視カメラによって撮影され、送電塔が倒壊する様子が映し出された。

北朝鮮は、南北をつなぐ京義線・東海線の道路や送電塔の撤去を進めており、これらの送電塔は以前は韓国から開城工業団地に電力を供給していたが、2020年に北朝鮮が南北共同連絡事務所を爆破したことを受け、韓国側が電力供給を停止したため、現在は全く使用されていない。

事故の発生は、北朝鮮当局が掲げる「南北2国家」政策の影響で、作業員が最低限の安全対策もないまま作業を強いられていることを示しており、北朝鮮における人権問題の深刻さを浮き彫りにしている。

さらに、北朝鮮軍は非武装地帯(DMZ)周辺での不毛地造成や地雷設置作業を続けており、これにより地雷爆発事故が相次いで発生し、多くの死傷者が出ているという。

韓国軍合同参謀本部は、北朝鮮軍が無理に作業を続けている現状を指摘しており、劣悪な労働環境と人権状況が問題視されている。

参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/c1bc3f3da869051ab7fe24a627d964ab08817be6

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