JRグループが2026年3月に往復乗車券と連続乗車券の発売を終了することを発表。これにより運賃割引も廃止される。旅行者は柔軟な旅程を組むことが可能だが、運賃計算が重要。
この決定により、往復乗車券の運賃割引制度である「往復割引」も廃止される予定です。
往復乗車券は、同じ区間の「往路」と「復路」をまとめて購入することで発行され、通常の片道乗車券の2倍の運賃を支払いますが、有効期限が延長されるメリットがあります。
また、払い戻し時の手数料が1枚分で済む点も利点です。
一方、連続乗車券は、片道や往復では対応できない経路に利用されるもので、こちらも払い戻し手数料が1枚分で済むメリットがあります。
具体的な経路例としては、1周してさらに超える経路や、一部が重複する経路、特急列車が目的地を通過する場合などが挙げられます。
これにより、旅行者はより柔軟な旅程を組むことが可能になりますが、購入時には運賃の計算をしっかり行うことが推奨されています。
販売終了日が未定であるため、既に購入した券は有効期限内で利用可能ですが、今後の利用方法については注意が必要です。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/910dc4dd7ca0e22117e84258d8c2600efaeae315
JRグループが往復乗車券を廃止することに対して、利用者からは多様な意見が寄せられました。
多くのコメントでは、往復乗車券が廃止されることにより、特に長距離の旅行者やビジネス利用者にとっての不便さが増すのではないかという懸念が表明されました。
過去には、往復割引が利用者にとっての大きなメリットであったため、その廃止は利用者の選択肢を狭める結果になるという意見が多く見受けられました。
また、複雑な運賃体系や料金計算に関する問題も指摘され、特にICカードやネット予約の普及に伴って、従来の制度が時代に合わなくなっているという指摘もありました。
さらに、JRの経営方針に対する批判もあり、サービスの質が低下しているとの声が多かったです。
利用者は、よりシンプルでわかりやすい制度を求めつつも、経営側の視点からの合理化が進むことに対する不安を抱いていました。
こうしたコメントは、利用者がJRの運賃体系やサービスに対してどのような期待を持っているかを示しており、今後のJRのサービス改善が求められることが伺えました。
ネットコメントを一部抜粋
往復乗車券は安くなったので利用していましたが、北陸新幹線ができた今でも効果はあるのでしょうか。
これを「紙の往復切符」で買うとなると、売るほうも買うほうもさらに清算も大変になると。
特に全社共通の『割引制度』については、実施が困難になりつつあったり、一方の会社側だけ割引となるケースがあったりする。
往復割引は、JRを跨いで利用する長距離客への数少ない優遇だった。
こういう複雑な制度もえきねっと等のアプリでの対応を難しくしてる原因のひとつ。