iPhoneに物理キーボードを搭載する「Clicks」が日本に上陸。手軽な装着が特徴で、コアユーザー向けの戦略が求められる。
この製品は、Clicks Technologyによって開発されており、既にアメリカやカナダ、イギリスで販売されており、8万台以上が出荷されています。
日本では、iPhone 16 ProおよびPro Max用のケースが販売されており、ティーガイアとの提携により日本市場に特化した販売が行われています。
Clicksの特徴は、装着するだけで使用できる手軽さと、iPhoneそれぞれのモデルに合わせた専用ケースの提供です。
開発チームには、元Blackberryのメンバーが参加しており、キーのクリック感やデザインにこだわりが見られます。
特に、キーが左右どちらか高く設計されているため、打ちやすさが向上しています。
また、iPhoneの純正アプリと連携したショートカット機能も利用可能で、特定のアプリを迅速に起動できるようになっています。
しかし、装着するとiPhoneが縦長になり、ポケットに収めるのが難しくなる点や、重量バランスが悪くなる点がデメリットとして挙げられます。
日本市場では、QWERTYキーが一般的でないため、Clicksがどの程度受け入れられるかは未知数ですが、同社はコアなユーザー層をターゲットにしており、1000人に1人の購入者がいれば成功と考えています。
したがって、Clicksの展開には、特定のユーザーに向けた戦略的な販売促進が必要になるでしょう。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/b64187a9fab6d142b9d2e40cbf6086557d29a712
コメントでは、物理キーボード「Clicks」の登場に対するさまざまな意見が寄せられていました。
特に、過去のデバイスであるW-ZERO3やBlackBerryと比較し、親指でのキーボード入力がしやすい設計が求められているという意見がありました。
iOSがタッチ操作を前提としているため、物理キーボードとの相性について疑問を持つ声もあり、OSとハードウェアの一体感が成功の鍵になるとの指摘もありました。
また、ガラケーのような物理キーとクルーザー機能を持つデザインを望む意見もあり、重量の増加が気になるといった声も上がっていました。
さらに、キーボードにスマホを取り付けて縦横回転できる機能があれば即購入したいという期待も見られました。
一方で、スマホ自体が大きくなっている中で、さらにサイズが増すことへの懸念もあり、デバイスの耐久性についての不安も表明されていました。
全体的に、ユーザーは物理キーボードに対する期待と同時に、実用性やデザインに対する慎重な視点を持っていることが伺えました。
ネットコメントを一部抜粋
W-ZERO3やBlackBerryは親指でキーボード入力がしやすい設計に特化しています。
ガラケーみたいな物理キーとクルーザーがついてて、装着して2つ折りにできるのがほしい。
ちょっと欲しいかも。
長いけど。
ただでさえスマホデカくなったって言われて久しいのに、さらにデカくするとかもう…。
バキッと割れちゃいそうで少し怖い。