衆院選に向け、神奈川県警は安倍元首相銃撃事件を受けて厳戒態勢を強化。要人警護に300人の警官を動員し、聴衆との距離を確保するなど安全対策を徹底。
特に、2022年の安倍晋三元首相銃撃事件を受けて、警察の警戒が強化されている。
27日の投開票を控え、各政党の幹部が神奈川県内で応援演説を行う中、警察は警護の重要性を再認識している。
19日には都内の首相官邸が襲撃される事件も発生したため、県警は「惨劇を繰り返さない」との決意を持って警戒を強化している。
具体的には、横浜市港北区内の寺院で行われた自民党立候補者の街頭演説会では、岸田文雄前首相が演説する際、聴衆との距離を大幅に確保するため、庫裏の2階からの演説を選択した。
これにより、聴衆との距離を取ることで安全性を高めている。
演説会では約300人の警察官が動員され、聴衆スペースには不審者の侵入を防ぐための柵が設けられ、警察官が前に立つ「壁」を作ることで、より安全な環境を整えている。
また、聴衆の手荷物検査も行われ、金属探知機が使用されている。
参加者からは「物々しい雰囲気」との声が上がる一方で、警戒が強化されていることで安心感を得ているという意見も聞かれる。
これまでの演説会では聴衆が近づくことができる形式が一般的だったが、事件を受けて安全対策が大幅に見直されている。
要人警護における警察の取り組みは今後も続くと考えられ、選挙期間中の安全確保が重要な課題となる。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/a207d51d13aa633c790d6692904478f8ebd07dc3
衆院選に向けて神奈川県警が厳戒態勢を敷き、要人警護を強化したことについてのコメントでは、警察の手荷物検査や警備体制の強化が有権者に与える影響について懸念が多く寄せられました。
兵庫県の住民からは、自民党の街頭演説を見に行く際に手荷物検査があったため、演説を諦めざるを得なかったという体験が共有され、警戒が強化されることが有権者の参加を妨げるのではないかとの意見がありました。
また、街頭演説の効果自体に疑問を持つ声もあり、演説を聞く人は全有権者の中の一部であるため、新たな支持層の掘り起こしが難しいのではないかと指摘されていました。
さらに、襲撃事件の不安から、安全を求めてその場に行かない方が良いとの意見もありました。
警備体制の強化が必要だとする意見もある一方で、警戒が強すぎると有権者が離れてしまう可能性を懸念する声もあり、選挙における候補者と有権者の関係が重要であることが強調されていました。
このように、厳戒態勢が選挙活動に与える影響について様々な視点からの意見が交わされていました。
ネットコメントを一部抜粋
自民党小泉氏の街頭演説には警察SPがいて、手荷物検査があったので帰った。
街頭演説の効果が疑問視され、新たな支持層の掘り起こしは難しい。
襲撃事件が起きた場合の不安を抱えている人が多かった。
県警は警護体制の強化が必要だと考えられていた。
自民党の来る場所は危険なので避けるべきとの意見もあった。