愛知県半田市で国籍不明の不審船に対する合同訓練が行われ、警察や海上保安庁が連携して対応手順を確認しました。過去の事件を踏まえ、厳重な監視が求められています。
この訓練は、愛知県警、海上保安庁、名古屋税関から約65人が参加し、10日に実施されました。
訓練のシナリオは、国籍不明の不審船が港に接近してくるという想定で進められました。
参加者は、釣り人からの通報を受けて警察が行動を開始し、海上保安庁と税関の船と連携しながら不審船を追跡する流れを確認しました。
また、訓練中には不審船からの銃撃に対する正当防衛のための射撃手順も確認されました。
このような訓練は、実際に発生する可能性のある事件に備えるために非常に重要です。
過去には、愛知県豊橋市の三河港で南米の貨物船から約180キログラムのコカインが押収される事件が発生しており、警察や海上保安庁は不審船に対して厳重な監視を行っています。
このように、国境を越えた犯罪に対する備えはますます重要になっており、今回の訓練を通じて関係機関の連携強化が図られました。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/5910f439c228147b20a97c29eda83af45fb7ecb9
愛知県で実施された不審船対応訓練に関するコメントは、訓練の重要性やその実効性についての意見が多く寄せられていました。
特に、発砲の際の法的手続きが煩雑であることから、正当防衛の範囲内での発砲に躊躇が見られるという指摘がありました。
多くのコメントでは、命の危険にさらされている状況下で、法改正を通じて手続きを簡略化すべきだという意見が強調されていました。
また、過去の事例を挙げて、訓練を受けた海保員の数が減少している現状を懸念する声もあり、いざという時に適切な対応ができない可能性が高いことが指摘されていました。
さらに、訓練の実施方法についても疑問が呈され、実際の犯人役が本気で行動しない限り、訓練の成果は得られないのではないかという意見も見受けられました。
外交的な解決策を求める声もあり、暴力に頼るのではなく、対話を重視すべきだとの意見がありました。
地域の治安についても触れられ、犯罪の多様性に対する危機感が表明されていました。
このように、訓練に対する期待と懸念が入り混じったコメントが多く寄せられていました。
ネットコメントを一部抜粋
日本は銃器装備はあるものの、発砲時の手続きが煩雑で躊躇が見られた。
訓練は大切だけど、海保員が少なくなっているのは事実だった。
訓練で犯人制圧出来なかったという話は聞いたことがなかった。
領海侵犯する者には、YouTubeで生中継するのが効果的だと思われた。
暴力反対で、まずは会話から始めるべきだという意見があった。