カリフォルニア州マリブで発生した山火事により、ペパーダイン大学では学生が図書館に避難。影響を受けた3000人の学生と教職員の安全が確保されるも、停電で授業は中止に。
要約するとカリフォルニア州ロサンゼルス郡マリブで、12月9日夜に発生した「フランクリン火災」は、周辺地域に深刻な影響を及ぼしています。
この山火事のため、海岸線を走るパシフィック・コースト・ハイウェイの一部は通行止めとなり、2000以上の建物に避難命令が出されました。
マリブに位置するペパーダイン大学では、10日午前1時頃にキャンパス内にいる学生や教職員に屋内退避を勧告しました。
避難先として耐火性のある図書館や学生センターが指定され、多くの学生がその指示に従いました。
地元テレビ局によると、図書館に避難した学生たちは、マスクを着用しながら外で燃え盛る火事を見つめている様子が映し出されています。
ジャーナリズム専攻の学生、ガブリエル・サルガドさんは、「炎がマリブ渓谷を飛び越えるのを見た」と語り、火事の迫力を伝えました。
ペパーダイン大学は10日午前8時に屋内退避勧告を解除しましたが、依然として停電が続いており、対面授業や期末試験は中止となっています。
この避難勧告によって、約3000人の学生と教職員が影響を受けました。
大学の広報担当者によると、山火事による負傷者や大きな建物の損害は報告されていないものの、キャンパス内では複数の小規模な火災が発生したとのことです。
カリフォルニア州森林保護防火局は、フランクリン火災によって10日午後8時時点で3000エーカー以上が消失したと発表しています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/d44829bae16e3f0c8b3afed13fbc169bd556d425