韓国の戒厳とシリアの独裁崩壊が、北朝鮮とロシアの軍事協力を強化する可能性があるとの分析が出た。専門家は、金正恩がロシアとの連携を優先する恐れがあると指摘している。
米シンクタンク、スティムソンセンターの専門家マイケル・メデン氏は、韓国の戒厳事態が北朝鮮にとって二重の地政学的挑戦をもたらしていると指摘した。
特に、シリアのアサド政権の崩壊は北朝鮮にとって予想外の事態であり、これにより金正恩国務委員長がロシアとの軍事協力を優先する可能性が高まった。
メデン氏は、韓国の戒厳事態が北朝鮮にとっての新たな不確実性を生じさせたとし、北朝鮮がこれに対して慎重に反応していることに注目した。
特に、戒厳直後の北朝鮮の沈黙は、予測を超えた状況に対する慎重さを示していると分析している。
また、尹錫悦大統領が戒厳を宣布したことで、北朝鮮は警戒心を抱く可能性が高く、今後の動きに影響を及ぼす可能性がある。
さらに、北朝鮮はロシアとの技術交流や防衛産業協力を加速させ、武器システムの革新を図る可能性があると考えられている。
年末の労働党中央委員会全員会議では、国家安全保障が議題の中心になるかもしれないとの見方も示されている。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/3798036eb01b48922f8a1f3cfc96354da6832cc7
コメントでは、北朝鮮の状況が韓国の戒厳やシリアの政情にどのように影響を受けるかについて多くの意見が交わされていました。
特に、米国の動向を注視していた北朝鮮の姿勢が指摘され、韓国の政治に対する北朝鮮の影響力が強調されていました。
専門家の分析が浅いとの意見もあり、北朝鮮が米国の影響下にあった時代の軍事政権を思い起こさせるといった見方がありました。
シリア情勢に関しては、イスラエルの空爆が反政府軍を助けていることが挙げられ、政権を握った反政府軍が米国の敵であることが示されていました。
北朝鮮もこの状況を複雑に捉えている可能性が高いと考えられました。
また、北朝鮮とロシアの関係について、中国の見解が重要であるとの声もあり、北朝鮮が中国を見捨てられる可能性についても懸念が表明されていました。
アサド政権の二の舞になりたくないという意見や、北朝鮮の指導者がロシアに媚を売る必要があるとの指摘もありました。
最後には、朝ロの連携が強まる中で、韓中の連携が欧米や日本と対立する可能性があるとの見解も示されていました。
ネットコメントを一部抜粋
米専門家の分析は浅く、拙すぎる。
北朝鮮が沈黙を待っていたのは米国の動向を注視していたからにほかならない。
この話は中国次第ではないでしょうか?
アサド政権の二の舞にはなりたくないのは間違いないでしょう。
まもなく朝ロから朝ロ韓中vs欧米日になると思います。