2024年、VTuber業界ではカバーとANYCOLORでの卒業ラッシュが話題に。カバーでは多くのタレントが活動停止を発表し、ANYCOLORも多くの卒業者が出ている。両社の方針の違いが影響しているようだ。
特に、カバーが運営する「ホロライブ」所属のタレントたちが相次いで活動を休止または卒業を発表しており、ファンからはその背景に対する懸念の声が上がっている。
具体的には、沙花叉クロヱさんが2025年1月26日をもって配信活動を終了すると発表し、その理由としてカバーとの方向性の違いや過度な稼働量を挙げている。
同様に、セレス・ファウナさんも卒業を発表し、方向性の違いが理由であると述べている。
これまでに、カバーを離れたVTuberは、2024年に入ってから6人に達しており、これは前年の卒業者数を上回る。
一方、ANYCOLORが運営する「にじさんじ」の状況も注目されている。
にじさんじからは2024年中に12人のVTuberが卒業しており、その多くが「他にやりたいことがある」との理由で活動を終了している。
特に、個人VTuberとしての転生を考えている者も多いとされる。
ANYCOLORでは、契約解除に伴うトラブルも発生しており、特定のVTuberに対する契約解除が海外のファンから批判を受け、CEOが謝罪動画を公開する事態にまで発展した。
全体として、企業所属のVTuberたちが自らの活動を見直し、新たな道を模索している様子が浮かび上がっている。
2024年はVTuber業界にとって、重要な転換期となる可能性が高い。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/7be47518d9fd75aa02a5a06a93c6a6948bded935
コメントでは、VTuberの卒業ラッシュがフリーランス化や企業の方針に影響を受けているという意見が多く見られました。
特に多くの卒業者が企業に所属せずとも個人で収入を得られる見込みがあるため、企業という枠組みを離れる選択をしているようです。
企業に所属していると、体調不良や配信の制約から自由が奪われることが多く、売れっ子タレントになると、そのメリットが薄れてしまうとの指摘がありました。
さらに、YouTubeというプラットフォームに依存しすぎることが危険であるとの意見もあり、広告収入やスパチャだけでは企業運営が難しいとの見解が示されていました。
また、ホロライブやにじさんじといった企業間の比較も行われ、ホロライブは少数精鋭であるがゆえにタレントの負担が増えているとの意見がありました。
企業の方針やタレントの待遇に対する不満も見受けられ、ファンはタレントを大切にしてほしいと願っているようです。
卒業の理由には、リアルな芸能界と同様にプロデュースや才能の差が影響しているとの意見もありました。
多くの配信者が同じようなコンテンツを提供する中で、個性や才能が求められる時代になっていることが強調されていました。
今後もVTuber業界は新たな挑戦や変化を迎える可能性が高く、企業の方針やタレントの活動がどのように進化していくのか注目されるでしょう。
ネットコメントを一部抜粋
卒業という言葉を使ってはいるけど要はフリーランスに転換するという方が多い気がします。
事業を継続的に運営するにあたり、YouTubeという海外の1企業のプラットフォームに依存し過ぎるのは危険。
よくホロライブって少数精鋭なんて言われ方するんですけど、実際はかなりの大所帯です。
タレントより技術者がいないからせっかく豪華なスタジオあっても使えないって内情がこないだ出てたね。
カバーとANYCOLORのやり方はホント真逆に感じます。