2034年W杯のサウジ開催決定に人権団体が強く反発。多くの命が危険にさらされるとの警告が発表されました。
同団体は、サウジアラビアでのW杯開催が人権が十分に保障されていない状況下で行われるため、多くの命が危険にさらされると警告しています。
FIFAは、昨年10月に開催地選定の方針を確認し、アジアとオセアニアからの立候補を受け付けることを発表しました。
サウジアラビアサッカー協会はすぐに名乗りを上げましたが、招致の意向を示す期限が理事会から4週間足らずに設定されたため、準備期間が極端に短くなりました。
このため、オーストラリアは立候補を断念せざるを得ませんでした。
アムネスティは、開催地の選定方法に疑念を抱き、FIFAに対して人権保護を強く求める声明を発表しています。
サウジアラビアはオイルマネーを背景に、世界的なスター選手を次々と獲得しており、クリスティアーノ・ロナルドやネイマールなどがプロリーグに加入しています。
しかし、こうした動きは「スポーツウオッシング」として批判されており、スポーツイベントを利用して人権問題を隠蔽する試みが続いています。
国際的な視点から見ても、サウジアラビアでのW杯開催は多くの懸念を呼び起こしており、今後の展開に注目が集まっています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/518416115e6299e4bbe9782dfa8796121c82da82
サウジアラビアでの2034年サッカーW杯開催に関するネットのコメントは、多くの人々が人権問題や政治的影響について懸念を抱いていることを示していました。
特に、サウジの人権状況や過去の事件が問題視され、開催国の選択肢が限られていることが指摘されました。
コメントの中には、サウジリーグが国際サッカー選手会から「契約を勧めないリーグ」とされていたことを挙げ、実際に改善が見られるか疑問視する声もありました。
また、サウジの皇太子の二面性についても評価が難しいとの意見がありました。
さらに、隣国カタールでの開催時に比べて、今回の反対意見が多いことに言及するコメントもありました。
サウジには独自の文化やルールがあるため、観光客はそれに従う必要があるとの意見もありましたが、依然として人権問題は解決されていないとの指摘が続きました。
FIFAの金儲け主義に対する批判も多く、選手やサポーターの命を軽視しているとの声が上がりました。
全体として、サウジアラビアでのW杯開催に対する懸念や疑問が多く寄せられ、多様な意見が交わされる結果となりました。
ネットコメントを一部抜粋
スポーツと政治は別という建前はあるけれど、果たしてどうなんかな。
アジアオセアニアの域内においてW杯を開催可能な国で且つ人権上問題が少ない国は数えるほどしかない。
サウジにはサウジのルールやマナーがあるんだから、観光客もそのルールを守れば良いだけの話。
大会がアホみたいに規模拡大してしまった以上、今後はもう、お金のあるところでＷ杯をやり続けるという選択肢しかない。
FIFAはプレーヤーやサポータの命を軽んじている拝金主義組織だということを自ら示した。