北海道が2026年に宿泊税を導入、宿泊者に二重負担の懸念も
この宿泊税は2026年4月から施行される予定で、宿泊料金に応じて1人1泊あたり500円、200円、100円の税金が課されます。
具体的には、宿泊料金が5万円以上の場合は500円、2万円以上5万円未満の場合は200円、2万円未満の場合は100円が徴収されます。
この決定は、新型コロナウイルスの影響で落ち込んだ観光需要が回復する中で行われ、道内の約20の自治体も独自の宿泊税の導入を進めています。
しかし、このような税金の導入は宿泊者にとって二重の負担となる可能性があり、特に札幌市などの観光地では影響が懸念されています。
道の見込みでは、この宿泊税による年間税収は約45億円に達し、その資金は交通インフラの整備やオーバーツーリズム対策に使用される予定です。
宿泊税の導入は観光業の再生を図る一方で、観光客にとっては新たな負担が生じることになるため、今後の動向が注目されます。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/c4f42e88ae1901827b30407117fef04927dea595
北海道で宿泊税が導入されたことに対して、多くのネットユーザーが懸念の声を上げていました。
特に宿泊費の高騰が問題視され、コロナ前は安価で宿泊できていたカプセルホテルが、現在では5000円や8000円といった高額な料金が普通になってしまったことが指摘されていました。
また、税金が導入されることで、ますます旅行がしづらくなるという意見も多く見受けられました。
さらに、オーバーツーリズムの影響を受けているのは道民であり、観光客と日本人旅行者で税負担に差をつけるべきだという意見もありました。
宿泊税の使い道についても疑問が呈され、納税者に対する説明が不足しているとの意見がありました。
これらのコメントからは、宿泊税が観光産業に与える影響や、観光業の持続可能性についての深い懸念が浮かび上がりました。
特に、訪日客から税を取るべきとの意見が多く、国民に対する負担が増えることへの反発が強く感じられました。
全体として、宿泊税の導入が観光業や地域住民にどのような影響を与えるのか、今後の動向に注目が集まる状況でした。
ネットコメントを一部抜粋
札幌に限らず東京、大阪、京都、博多は高いですよ。
コロナ前は2000円台でカプセル泊まれたのに、今は5000円ほど平気で取られる。
観光客は来るなというなら、その市町村名をハッキリと明示してくれれば協力するよ。
税金を取るなら、納税者にどう使うのか丁寧に説明すべき。
そもそも一つのものに複数課税はやめてほしい。