日本郵便とセイノーHDが自動運転トラックによる幹線輸送の実証実験を2025年1月から開始。東京~大阪間での運行を目指し、物流の2024年問題に対応します。
要約すると日本郵便とJPロジスティクスは、セイノーホールディングスおよびT2と協力し、2025年1月から自動運転トラックを用いた幹線輸送の実証実験に参加することを発表しました。
この実証実験は、2023年10月から2025年6月までの期間に、東京から大阪間の公道で行われる予定です。
自動運転トラックのレベル4技術を用いて、特定の走行環境で運転操作を完全に自動化することが目指されています。
実証内容には、幹線輸送における自動運転の路線検証と、共同輸送貨物の積載検証が含まれます。
すべての実証実験においては、ドライバーがトラックに同乗し、安全性を確保します。
走行予定のルートには、東名高速道路や名神高速道路などが含まれています。
セイノーHDは運行路線の設定および貨物の提供を担当し、日本郵便とJPロジスティクスは施設と貨物を提供します。
また、T2が自動運転トラックの技術とオペレーションを担います。
T2のCEOである森本成城氏は、2025年7月にレベル2自動運転トラックでの幹線輸送サービスを開始し、2027年にはレベル4自動運転トラックでのサービスを目指すと述べています。
この取り組みは、物流業界が直面する2024年問題に対処するものであり、2030年には34.1%の輸送能力が不足するとの国の試算もあります。
幹線輸送は経済や国民の生活を支える重要な役割を果たしており、新たな輸送モデルの創造と持続可能な物流の実現が求められています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/f65474c843c9720316f7ff6a632cbe98f6bf6e98