サイゼリヤが不正アクセスを受け、約6万件の個人情報が流出した可能性があります。取引先や従業員の情報が含まれ、店舗利用客の情報は影響を受けていないとのことです。
要約すると外食大手のサイゼリヤは、2023年12月10日に同社のサーバーへの不正アクセスによって約6万1000件の個人情報が流出した可能性があると発表しました。
この情報漏えいは、取引先企業の関係者や従業員、元従業員、その家族に関連するもので、具体的には2234件の取引先情報と5万8853件の従業員情報が含まれています。
漏えいした情報には氏名、住所、メールアドレス、電話番号、生年月日などが含まれていますが、店舗利用客の個人情報は流出していないとのことです。
サイゼリヤは、10月5日以降に発生したランサムウェア攻撃が原因で、一部のサーバーがマルウェアに感染し、第三者が不正にアクセスできる状態になった可能性があるとしています。
現在のところ、不正利用の報告はないとされていますが、同社はこの問題を受けて個人情報保護委員会への報告と警察への相談を行い、外部のセキュリティ対策企業と協力して調査と対策を進める方針です。
サイゼリヤは、顧客や取引先の信頼を守るために、今後も情報セキュリティの強化に努める必要があるでしょう。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/c5f46979997c3f80ca4c6bad5883df36805da4c3