COMPASSが渋谷区と連携協定を結び、全小中学校でAI教材Qubenaを導入。個別最適な学びを進め、探究学習を支援します。
この協定に基づき、渋谷区立の全小中学校でAI型教材「Qubena(キュビナ)」が試験導入される。
これは、渋谷区が2024年度から展開する「シブヤモデル」に関連しており、同モデルでは探究学習「シブヤ未来科」を午後に設定し、教科の学びを深めつつ社会課題の解決を目指す教育が推進される。
この取り組みには基礎学力の向上や主体的な学びの充実が必要とされ、COMPASSのAI教材Qubenaがその支援を行うこととなる。
Qubenaは、児童生徒一人ひとりの習熟度に応じた問題を出題するAI型教材で、2021年度には小中学校の5教科に対応したバージョンがリリースされている。
また、文部科学省検定済み教科書に準拠したコンテンツを持ち、教科書とシームレスに接続可能な学習基盤を提供している。
すでに全国170以上の自治体、約2300校で導入され、累計解答数は15億件を超えている。
今後、この協定を通じて全小中学校でのモデル校検証と普及が進められ、探究学習プログラムの活用による「探究的な学び」の支援も視野に入れている。
渋谷区教育委員会の伊藤教育長は、COMPASSの教育技術との連携により、子供たちに質の高い学びの機会を提供できることに期待を寄せている。
COMPASSは、経済産業省の「未来の教室」実証事業に3年連続で採択されており、「日本e-learning大賞 経済産業大臣賞」や「グッドデザイン賞」を受賞している。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/553b0f1963be0faf04450281fb06cf61e8bb52bf