尹大統領が野党批判を展開するも、自身の過ちには触れず、国民の反発を招いている。与党内でも弾劾訴追案に賛同する動きが広がる中、国民との意思疎通が求められている。
要約すると韓国の尹錫悦大統領は、12日に国民向けの談話を行い、最大野党・共に民主党の国政妨害や暴走を批判し、非常戒厳を宣布した理由を説明した。
彼は、野党が憲法上の権限を乱用し、大統領退陣や弾劾を扇動していると主張し、戒厳は国民にその危険を知らせるための非常措置であると述べた。
しかし、彼の談話の大半は野党批判に費やされ、共に民主党の行動を批判する一方で、自身の過ちや夫人の問題については謝罪しない姿勢が目立った。
尹大統領の言動は、前回の国会議員総選挙で与党・国民の力が惨敗したことに起因していると指摘されており、その背景には金建希夫人問題がある。
尹大統領はこの問題を聖域視し、結果的に民心を離反させた。
彼の傲慢な態度や夫人問題に対する対立が、共に民主党の支持を高める結果となった。
尹大統領は、国民との意思疎通を図るためには、自身の過ちを認める必要があるとされているが、彼は依然として他人のせいにする姿勢を崩さず、国民の反発を招いている。
さらに、与党内でも弾劾訴追案に賛同する動きが出てきており、尹大統領が招いた事態であるとの見方が強まっている。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/a6963e6eb2b747acc896b9d5fd0b9f5fa97f99f6