スマホの平均使用年数が4.4年に達し、故障が主な買い替え理由となっています。特にiPhone 8など長期使用される端末が人気です。
内閣府の調査によると、携帯電話の平均使用年数は4.4年に達しており、これは10年前の3.2年、20年前の2.2年からの大きな変化を示しています。
この背景には、スマホの高価格化と高性能化が影響していると考えられます。
従来の2年周期での買い替えは過去の常識となりつつあり、現在のユーザーは故障や新しい機種への移行を理由に買い替えを行うことが多いです。
具体的には、買い替え理由の38.7%が「故障」で、30.6%が「上位品目への移行」とされています。
このことから、性能に不満を抱えて買い替えるユーザーよりも、故障が原因で買い替えるユーザーの方が多いことが明らかになっています。
また、長期間使用されているスマホの例として、iPhone 8が挙げられます。
この端末は2017年に発売され、7年経った今でも中古市場で高い人気を誇っています。
iOSのアップデート対象から外れているにもかかわらず、その性能や信頼性から多くのユーザーに支持されています。
これらの要因から、スマホの使用期間は今後もさらに延びていく可能性が高いと考えられます。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/8fbcf211f4cc5b78033b4e2a3a009a99b40a00ce
スマホの寿命と買い替えサイクルに関するコメントでは、ユーザーがバッテリーの劣化やOSのアップデートに伴う制約を感じながらも、長期間同じ機種を使用する意向を示していました。
特に、バッテリーの交換や充電方法の工夫が重要視され、例えば充電を100%ではなく80%に抑えることで劣化を軽減する方法が紹介されていました。
また、OSのアップデートができなくなることが買い替えのきっかけになるが、通話や基本的な機能が使えればそのまま使用し続けるという意見も多く見られました。
さらに、最近のスマホは5年程度のOSアップデートが行われることが増えており、実際には3年から4年でバッテリーが劣化することが多いと指摘されていました。
ユーザーは、新機種に対する興味が薄れ、必要な機能を満たすお手頃な機種を求める傾向にあるようです。
全体として、スマホの利用方法やユーザーの意識が変化し、長持ちさせるための工夫が重要視されていることが伺えました。
ネットコメントを一部抜粋
本当は一台のiPhoneのバッテリーを何度も交換しながら永遠に使いたいんだけど、
初代SEを’16年から使ってました。
大きさが手頃なので使いやすいのですが、
最近の機種だど、バッテリーを100%まで充電するのではなくて、80%とかで抑える機能があるので、
OSの新バージョンの要件から漏れて切り捨てられた時が考えるきっかけの一つではあるが、
利用4年が増えたのは、本体値引きできなくなって2年で返却前提での販売が増えたからだろう。