マイクロストラテジー、ナスダック100指数に採用決定

マイクロストラテジーが12月23日からナスダック100指数に採用され、ビットコイン投資の成果が注目されています。株価は6倍以上上昇し、時価総額は約940億ドルに達しました。

要約するとマイクロストラテジー（MicroStrategy）が、2023年12月23日からナスダック100指数に採用されることが発表されました。

これは、米大手証券取引所ナスダックが明らかにしたもので、同社はビットコインへの積極的な投資で知られています。

今回の採用に伴い、データ分析会社のパランティア・テクノロジーズ（Palantir Technologies）やアクソン・エンタープライズ（Axon Enterprise）も新たにナスダック100に追加されることになります。

一方で、イルミナ、スーパー・マイクロ・コンピュータ（Super Micro Computer）、モデルナ（Moderna）が指数から除外されることも発表されました。

マイクロストラテジーの株価は今年に入ってから6倍以上上昇し、時価総額は約940億ドルに達しています。

ソフトウェア事業からの収益が減少する中で、2020年にビットコインへの投資を開始したことが功を奏しているとされています。

バーンスタイン（Bernstein）のアナリストは、ナスダック100への組み入れに続き、2025年にはS&P500への採用が注目されると指摘しています。

また、ナスダック100指数への採用により、マイクロストラテジーは上場投資信託（ETF）への資金流入が期待されるほか、企業の認知度も高まると見込まれています。

この指数は、金融銘柄を除いたナスダック上場企業の時価総額上位100銘柄の時価総額加重平均によって算出される株価指数です。

この記事は「あたらしい経済」がロイターからライセンスを受けて編集加筆したものです。

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