伊藤詩織さんが監督したドキュメンタリー映画に無断使用の指摘があり、反論を発表。「不正確で名誉毀損の恐れ」と主張。プライバシーへの配慮も強調。
17日に発表されたこのコメントは、映像の無断使用に関する指摘が「不正確で名誉毀損の恐れがある」と述べています。
問題の発端は、伊藤さんの元代理人である西広陽子弁護士が10月に行った記者会見にあり、彼女は被害の現場となったホテルの防犯カメラ映像を「裁判以外に使用しない」との誓約書を交わしていたにもかかわらず、無断で使用されたと主張しました。
この指摘に対し、現在の代理人である師岡康子弁護士と神原元弁護士は、映像がホテルから提供された際に「ぼかし」が施されており、映画ではさらにプライバシーに配慮してCG加工が行われたと説明しています。
伊藤さんは、自身の作品に対する誤解を解くために、このような反論を行ったと考えられます。
性暴力という深刻なテーマを扱う映画において、映像の使用に関する問題は特に敏感な点であり、伊藤さん側はその正当性を主張するために慎重に対応しています。
映画の内容やその表現方法についても、今後の議論を呼ぶ可能性があり、社会的な関心が高まる中での反論となっています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/8f185257ba71f2acadc32521daa7c10bd6130dfa
伊藤詩織監督の映画における映像使用問題について、ネット上のコメントでは多くの意見が交わされました。
特に、ホテル側が「裁判以外に使用しない」という誓約書を破ったとの指摘が目立ちました。
コメントの中では、CGやぼかしを入れたとしても、元の画像データを使用している時点で契約違反であるとの意見がありました。
また、誓約書の存在が強調され、誓約を守らないことが今後の裁判での防犯カメラ映像の使用に影響を与える可能性が指摘されました。
さらに、映画制作において誓約書が無視されることは、倫理的にも問題があるとの意見もありました。
多くのコメントが、誓約書や契約の重要性を訴え、伊藤監督の映画が持つ意味や影響についても議論が展開されていました。
特に、誓約書に反する行動を取ることが、今後の活動にマイナスの影響を及ぼすのではないかとの懸念も表明されていました。
全体的に、契約や誓約の重要性が強調され、伊藤監督の映画に対する反応が分かれた印象があります。
ネットコメントを一部抜粋
ホテル側の言い分「裁判以外に使用しない」は守っていないと言っているように聞こえる。
加工をするにあたって、裁判には関わりのない画像加工技術者に提供されているのであれば、大問題では?
誓約書に反する行動をするなら、再度誓約先と交渉して許可を得るのが当然では?
裁判以外に使わない目的の画像を、自伝映画のために提供したのなら完全に悪いのでは?
誓約書を否定しないのは、その事実はあると苦しい弁明である。