東京・歌舞伎座で「十二月大歌舞伎」が上演中。人気作『あらしのよるに』や『天守物語』が楽しめ、家族連れやカップルも訪れる多彩なラインナップが魅力です。
要約すると東京・歌舞伎座で好評上演中の「十二月大歌舞伎」では、人気作『あらしのよるに』や『天守物語』など多彩な演目が揃い、観客を楽しませています。
今年は三部制で、第一部には8年ぶりに『あらしのよるに』が登場。
原作はきむらゆういちの絵本で、狼のがぶと山羊のめいが友情を育む物語です。
中村獅童が主演するこの歌舞伎版は、2015年に初演され、原作の魅力を生かした演出が好評を得て再演を重ねてきました。
物語は、幼いがぶとめいの過去から始まり、嵐の夜に出会った二人が互いの正体を知らずに友情を築く様子が描かれます。
獅童は狼らしからぬ優しさを持つがぶを愛嬌たっぷりに演じ、菊之助は初めてのめい役を見事にこなしています。
二人の対照的なキャラクターが物語に厚みを加え、観客を引き込む要素となっています。
また、悪役ぎろを演じる松緑の存在感も光ります。
全体として、歌舞伎版『あらしのよるに』は、エンターテインメント性と深いテーマを兼ね備えた作品として、老若男女が楽しめる内容となっています。
迫力ある演技や客席を使った演出は、まさに年忘れの娯楽作としての魅力を放っており、多くの観客に支持されています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/a2fff6a4e4574b5591ba6bce06737c3d0a6dc958