ナイジェリアで約800人が暗号資産詐欺で逮捕され、主に外国人を狙ったロマンス詐欺が行われていたことが明らかに。政府は取り締まりを強化中。
要約するとナイジェリアでは、暗号資産（仮想通貨）に関連する詐欺事件が発覚し、792人が逮捕されました。
ロイターの報道によると、これらの容疑者は主にアメリカやヨーロッパの被害者をターゲットにしたロマンス詐欺を行っており、偽の暗号資産投資を名目に資金を騙し取っていました。
ナイジェリアの経済金融犯罪委員会（EFCC）の広報担当者であるウィルソン・ユーウージャレン氏は、逮捕された容疑者の中には中国人やフィリピン人も含まれていると述べています。
彼によれば、ナイジェリア人が被害者の信頼を得て、外国人が詐欺行為を実行するという手口が使われているとのことです。
ナイジェリア政府は、暗号資産に関連する違法行為の取り締まりを強化しており、過去には複数の取引所に対する営業禁止措置を講じたこともあります。
また、最近では暗号資産取引所バイナンスとその幹部に対して、マネーロンダリングや脱税の疑いで約1年にわたる法的争いを続けています。
このような状況から、ナイジェリアにおける暗号資産の取り扱いに対する規制強化が進められていることが伺えます。
CoinDeskはナイジェリアの経済金融犯罪委員会に対してコメントを求めており、今後の動向にも注目が集まっています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/87d3bef4e4c226d87f0bf44ff65c1f5a5ea3175d