全国の中高生2294名を対象にした調査で、高3生の81.8%が勉強にYouTubeを活用。進路情報収集にも多く利用され、デジタルツールの重要性が浮き彫りに。
特に高校3年生の81.8%が勉強時にYouTubeを利用しており、中高生全体でも76.5%が学習にYouTubeを活用している。
視聴される動画コンテンツは、授業動画が81.6%で最も多く、次いで勉強法動画(39.5%)、モチベーション動画(37.2%)となっている。
また、高校生の約半数が進路情報の収集にYouTubeを利用しており、特に53.2%が受験や進路に関する動画を視聴していることがわかった。
中学生ではこの割合が20~30%台に留まっており、高校生に比べて活用率が低い。
お気に入りのYouTubeチャンネルとしては、葉一氏の「とある男が授業してみた」や「Stardy – 河野玄斗の紙授業」などが挙げられた。
さらに、学習時にSNSを利用する中高生は44.6%で、主にLINEやInstagramを用いて勉強方法の共有やモチベーション維持に役立てている。
中学生の中にはTikTokを利用する層も多く、独自の勉強法を展開していることも特徴的だ。
通塾に関しては、高校生は個別指導塾や自立指導塾を選ぶ傾向が強く、中学生は従来型の集団指導塾が主流であることがわかった。
また、スマートフォンの利用については、7割の中高生が学習効率を高める工夫をしており、タイマー機能やスクリーンタイム設定を活用している。
今回の調査結果は、デジタルツールが中高生の学習や進路選択において重要な役割を果たしていることを示している。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/53be7bf95f7a0dec8bceb004b05eb33ee2e2ef82