韓国の潜在成長率が2040年代後半に0％台に低下する可能性があり、少子高齢化が影響。構造改革が求められています。
特に生産可能人口の減少が潜在成長率を0.2～0.4％ポイント引き下げる要因とされています。
韓銀は、2024年から2026年の期間においては潜在成長率が年平均2％と予測していますが、これは過去の水準に比べて大幅に低下しています。
2000年代初頭には約5％だった潜在成長率は、2010年代に入ってから3％前半、2016年から2020年には2％半ばにまで減少しました。
新型コロナウイルスの影響を考慮した2021年から2023年の潜在成長率は年平均2.1％とされています。
韓銀は、構造改革や生産性向上によってこれらの見通しが変わる可能性があると強調しています。
具体的には、全要素生産性の向上や出生率の改善、女性や高齢層の労働生産性の向上が重要な要素とされ、これらを実現するためには企業の革新活動を促進するエコシステムの形成、労働政策の改善、資源配分の効率化などが必要です。
また、首都圏への人口集中を緩和し、女性の経歴断絶を解消するための労働市場改革や育児支援の社会サービス拡充が求められています。
これらの施策を通じて、潜在成長率が0.7％ポイント、出生率改善で0.1～0.2％ポイント、女性と高齢層の労働生産性向上で0.1％ポイントの追加上昇が期待されています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/5835cd8180fd8f8d7fec22910844f0b01091d3a0
韓国経済の潜在成長率が危機的な状況にあるというニュースに対し、ネット上では多様な意見が寄せられました。
コメントの中には、韓国の経済成長が実質的にマイナスに陥っているのではないかという懸念がありました。
特に、来年には破綻の可能性があるとの指摘もあり、状況の深刻さが伝わってきました。
また、政府の政策に対する甘い見通しを批判する声もあり、数字を操作することに対する懸念も示されていました。
さらに、国民自身が経済の現状を政府のせいにし、自ら切り開こうとしない傾向が見られるとの意見もありました。
これに対して、韓国国民は本来賢明であるはずだから、再度振り返るべきだという提案もありました。
加えて、韓国と中国、北朝鮮との経済協力についての意見もあり、デフレや物価の問題に対処するための戦略が提案されていました。
最後に、未来に対する不安も強く表れており、2040年代後半に潜在成長率がゼロになる可能性についての懸念が広がっていました。
全体として、韓国経済の厳しい現状に対する深い懸念と、政府の対応に対する不信感が表れているコメントが多かったと言えます。
ネットコメントを一部抜粋
厳しい大企業勤めよりも安定した医者に人気集中して衰退しましたが、
既に実質マイナス成長に陥っているんじゃないですか？
随分と甘い見通しですね。
来年にも破綻しそうだけど？
韓国国民がなにかあると政府のせいにして自分たちで経済を切り開いていかないようになってしまったように見える。